店主の独り言

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2016.10.15
『こなき爺のお酒で乾杯!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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毎年この時期になると、遠方からわざわざ蔵元様が当店まで足を運んでくれます。今年の酒造りに入る前の最後のあいさつを兼ねて、お越し下さる蔵元様が多いんです。私も、普段からお付き合いいただいている蔵元へは、機会を見つけては出来るだけお伺いするようにしています。それと同じように、蔵元様も酒造りが本格化する前のこの時期にお得意先である酒屋さんに出向くそうです。

昨日は、遠く鳥取県の境港から『千代むすび酒造』さんの佐野さんと佐々木さんが飛行機とレンタカーを使い、東京から水戸までお越しくださいました。蔵元のある境港は、ゲゲゲの鬼太郎の作者でもある水木先生ゆかりの土地という事で、水木しげるロードなど、妖怪関連の物が多く、その一角に千代むすび酒造さんがあります。

千代むすび酒造さんとはもうかれこれ15年以上のお付き合いを頂いており、中でも人気妖怪にちなんだお酒はそのラベルのインパクトと中身の良さからロングセラーの人気商品となっています。こなき爺の『こなき純米』や目玉のオヤジの『おやじ極楽純吟』を始めとして、鬼太郎やねずみ男のお酒、猫又妖怪の米焼酎に梅酒など、どれもが個性的な味わいを醸し出しています。

今回は、せっかくお越しいただきましたので、旬の味覚とヒヤオロシの日本酒を楽しもうという事で水戸市内の『緑鮨』さんへ出かけてきました。日本酒の蔵元だけあって、乾杯のお酒は日本酒です。千代むすび酒造さんの二種類のヒヤオロシを飲み比べながら、蔵元のこれからの事や、新商品のお酒の事など、直接会わないとできない話を色々と伺うことができました。

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話に夢中になっている間にも、次から次へと旬の味覚が詰まった素晴らしい料理が運ばれてき、それに合わせるように、様々な味わいのひやおろしのお酒を味わっていきました。蔵元さん曰く、外に出かけた時には、出来るだけ色々な蔵元のお酒を味わうように心がけているそうです。結局、10種類を超えるお酒を飲み比べたのですが、さすがに最後の方は、ただ単に楽しんでいるだけになってしまいました(笑)

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飲んで、食べて、語り合って、あっという間に楽しい時間は過ぎて行ってしまいました。蔵元のある境港では、ちょうどこれからがカニなどが美味しい季節になるそうです。次回は、鳥取での再会を約束して、楽しい酒はお開きとなりました。茨城空港から米子空港まで飛行機が飛んでくれないかな~。そうしたらとっても楽に行けるんですけどね。

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本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『壱岐の蔵酒造』
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『天の川酒造』
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