店主の独り言

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2016.10.31
『五浦と書いて、『いづら』と読みます！』

店主の独り言

雑感

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

茨城県の観光名所と言えば、水戸の偕楽園、筑波山、大子の袋田の滝、等が挙げられますが、南北に長く伸びた海岸線を持つ土地ならではの、美しい海岸や岸壁などの景勝地もあちこちに点在しています。特に、水戸から北へ向かった県北地方には、美しい景色が眺められるところが多く、美味しい食べ物にも出会うことができます。

茨城県に住んでいながら、まだ行ったことの無い美術館や史跡などがたくあります。現在県北地方で開催されている『茨城県北芸術祭2016』が、大変好評と聞きましたので、閉幕（11月20日）する前に、昨日出かけてきました。向かった先は、茨城県北『関東の松島』の異名を持つ潮風が薫る『五浦』です。『いつうら』と書きますが、『いづら』と読みます。大小、五つの浦、磯があるために『いづら』と呼ばれる茨城県を代表する景勝地なんです。

そして、『五浦』には、『岡倉天心』ゆかりの『六角堂観瀾亭』、通称『六角堂』や、日本画家の横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山などが学び、活動をしたことを記念して建てられた『茨城県天心記念五浦美術館』があって、沢山の方が訪れる観光名所となっています。六角堂は、東日本大震災の津波で流されてしまいましたが、現在は創建当時のままに復元されています。

今回は、その甦った『六角堂』を間近で見ることができ、岡倉天心が眺めていたであろう五浦の海を楽しむことができました。また、『茨城県天心記念五浦美術館』では、現在県北芸術祭の作品が展示されており、最新映像技術を駆使した作品を楽しむことができます。言葉では上手く表現できないのが残念ですが、体験型の映像作品と言えばいいのかもしれませんね(笑)映像の美しさもさることながら、だんだんと変化する様子に、暫し見入ってしまいました。