- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今日は、麦焼酎の話をしたいと思います。九州は、言わずと知られた焼酎王国ですが、各県によって代表する焼酎の種類が違うと言うのをご存知ですか?鹿児島や宮崎は芋焼酎、クマモンで有名な熊本は米焼酎、大分は麦と言ったように、同じ九州でもそれぞれの風土によって造られている種類が違うのです。
また、焼酎にも新酒や季節の限定品があり、秋から冬にかけては、様々な蔵元からとっておきの逸品が続々と登場してきます。そこで、本日は、麦焼酎の本場、大分県で造られている『道中(どうちゅう)』をご紹介したいと思います。この焼酎の特徴を一言で表現するならば『麦チョコのような甘い香り』の麦焼酎という事になります!え!麦チョコ?そうです、皆さんも一度は口にしたことがある、あの『麦チョコ』ですよ(笑)
この『道中』を造っている常徳屋酒造場さんは、大分県宇佐市にあります。前には豊前海が広がり、後ろを山々に囲まれ、清流の流域に広がる県下最大の穀倉地帯、宇佐平野で栽培、収穫されたハダカ麦を原料に酒造りを行っています。ハダカ麦は、『ぼうずむぎ』とも言われることから、通称『宇佐ぼうず』と呼ばれています。
その『宇佐ぼうず』を贅沢に使うことで、甘く香ばしい、麦チョコのような香りの麦焼酎『道中』が生み出されるんです。その『道中』には、季節限定の物があり、今回はナント!三種類が同時に顔をそろえました。こんなことは滅多にある事ではないので、この機会を逃すまいという事で、今回、ご紹介することにしました。
『道中』の名前を二つに分けて『道』と『中』と言う商品を夏と秋の二回に分けて出荷しています。感の良い方なら、もうお分かりかと思いますが、この二つを合わせて『ミチナカバ』となり、蔵元様の『焼酎造りにゴールはない!』常に最高の物を追い求める気持ちが込められています。夏の『道』はまったりとした果実の香りが楽しめ、秋の『中』は優しい旨味を楽しむことができます。
そして、『道中』シリーズ最高峰の逸品が、暮れに登場する『道中・原酒』です!二年間以上蔵元内で熟成させた原酒(42~43度)を、そのまま瓶に詰めました。甘く香ばしい香りとトロリとした口当たり、濃厚で芳醇な味わいが楽しめます。宇佐ぼうずの魅了を語るには、この『道中シリーズ』を味わうのが最も早いと思います。大分県の麦焼酎に欠かすことのできない『宇佐産のハダカ麦』、通称『宇佐ぼうず』、良かった覚えておいてください!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
本格焼酎編『貯蔵・熟成』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/06/30/201506-article_30-html/
『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/
お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake
フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen
楽しい飲酒生活の未来の為に、ワンクリックをお願いします!
↓
人気ブログランキングへ