店主の独り言

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2016.12.02
追記しました2016年１２月２０日　　『富久心、もろはく、キター！』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

当店一番人気のニゴリ酒『もろはく』が本日入荷してきました！いつものように、蔵元兼杜氏でもある椎名健二郎さん自ら自家用車に積んで運んできてくれました。毎年、この『もろはく』が店頭に並ぶと、遂に年末に突入したんだなぁ～！と、実感します。そして、今年もその時がやってきたのです。

最近の冷え込みとはうって変わって、今日は暖かな日差しが暑い位に感じられる陽気となったために、到着早々慌てて冷蔵庫にしまいました。ご存知の方も多いと思いますが、この『もろはく』は発酵中のお酒をそのまま瓶に詰めた物で、時間の経過と共にお酒の中からガスが発生するので、瓶のフタには大きな穴が開いています。もちろん、ゴミなどが混入しないように蓋の上部には袋が被せてあります。

早速、冷蔵庫の空きスペースに並べたところ、御来店いただいたお客様から『もろはく、入ったんだね～！』と声をかけられ、あたかも、今日がその入荷日だという事を知っていたかのように、次から次へとお買い上げいただいています。毎年の恒例行事の様に飲む方も多く、その『もろはく』の輪は着実に広がっているように感じます。

今年の『もろはく』は、例年に比べるとスッキリとした仕上がりになっているように感じます。一口含むと、シュワっとしたガスが口の中に弾け、シャープな酸味が後を追いかけるようにやってきます。鼻腔から抜ける華やかな香りとキレのある後口が、にごり酒特有の重さを打ち消してくれています。

蔵元曰く、今年は寒さも手伝って、とても良い環境でお酒を仕込むことができ、その分、綺麗で上品な味わいになっているとの事です！また、すぐに飲んでいただけるように、甘さを押さえて、その分、スッキリとしたキレを意識したそうです。正に、杜氏の意図するお酒の味わいに仕上がったのではないでしょうか・・・。

蔵元では、すでに第二弾の『もろはく』の仕込が行われていて、そちらは、ゆっくりと飲んでいただけるように、少し甘めにするとの事ですので楽しみですね(笑)まずは、今年一番の『もろはく』をお楽しみください！フレッシュなガス感を、いつまでも楽しみたいと言う方は、お酒の学校『もろはく完全攻略への道』を参考にしてください。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。