店主の独り言

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2016.12.04
『冬のお酒にも、お洒落なラベルがたくさんあります!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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最近の日本酒には、とてもお洒落で可愛らしいラベルが多くなったように感じています。中身の美味しさもさることながら、見た目の印象から購入を決断することもあるので、蔵元さんたちのセンスの良さが問われる時代になってきたのでしょう・・・。昔ながらの、和紙に漢字で書かれたデザインもかっこいいと思いますが、え!これも日本酒なの?と思える様な斬新な物を見かけます!

それはまるで、レコードやCDなどのジャケ買いにも通じるものがあり、普段は日本酒に興味のない方など、幅広い方々に手に取ってもらえると言う点を考えると、とても良い傾向だと思います。このような可愛らしいラベルを見かけるようになったのは、『夏酒』がきっかけだったと思います。

搾りたての新酒や秋のヒヤオロシと違った、新しい季節のお酒として、夏にも日本酒を楽しいんで欲しいとの思いから生まれたのが夏酒です。アルコール度数の低いものや、オンザロックで飲むもの、あえてお燗で飲んでもらうものなど、様々な飲酒スタイルのお酒が生まれています。その自由な発想の元、ラベルから夏を感じさせてくれる様なデザインが生まれ、『夏酒』というカテゴリーが出来上がったのです。

そして、遂にこの冬には『冬酒』という、季節をイメージしたラベルのお酒が登場してきています。搾りたて新酒、イコール『冬』というのが合わなくなってきたのかもしれません。事実、10月頃から新酒が出ている所もあり、行き過ぎた季節先取りの影響から、日本酒の季節感が薄らいでしまい、あえて、冬をイメージしたお酒の登場となったのでしょう。ビールの世界では『冬物語』等、寒い冬に冷たいビールを飲んでもらう取り組みをしてきましたが、冬のイメージの日本酒の世界に、冬をイメージしたラベルの日本酒が出てきたのも、時代の変化かもしれませんね・・・。

最近入荷してきたものには、雪だるまラベルの『ほんわか冬の純米酒』やお洒落なモザイク模様を使った『冬色』、真白い雪をイメージした『ホワイト』などがあります。まずは、手に取ってもらい、その後から、お酒の味わいの説明をすることで、日本酒がより身近に感じてもらえるようになれればと思っています。

今年の冬は、日本酒のラベルに注目してお酒を選んでみるのは、いかがでしょうか!ラベルの印象で、お酒がさらに美味しく感じられるかもしれませんよ(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

写真のお酒は、左から
天吹・大吟醸『冬色』720ml 1,900円(税抜)
池亀『ほんわか冬の純米酒』720ml 1,100円
天吹・純米大吟醸『ホワイト』720ml 1,400円

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