店主の独り言

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2016.12.09
『にごり酒の選び方が分からないんですよ~!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今年の搾りたて新酒の入荷が始まってから一週間が経ち、各蔵元のラインナップが少しずつ顔を揃え出してきました!日本酒冷蔵庫の中に残っている『ひやおろし』も残り僅かとなり、嬉しい反面、寂しさも覚えます。それでも、今年は新酒が揃うまでの間、ひやおろしのお酒達が上手にバトンを繋いでくれたので、御来店いただくお客様たちに何とか不自由な思いをさせずに済んだと安堵しています。

と言う訳で、店内の冷蔵庫はいよいよ『新酒モード』に突入です!店の入り口に置いてある看板にも、新酒入荷のご案内をしていることもあって、御来店と同時に『新酒は何があるの?』や『今年のにごり酒はどんなものがあるの?』と言ったご質問を受けることが多くなりました。

その中でも、一番多いのが『にごり酒』に関するご質問なんです。一口に、にごり酒と言っても、実に様々なので、これと、これと、これが、にごり酒ですよ!と言っても、その違いを説明しませんと、選ぶ方も困ってしまいます。そこで、今日はにごり酒の大まかな分類についてお話ししたいと思います。また、にごり酒と同じような意味合いで『どぶろく、ありますか?』と言われる方がいます。濁っていると言う点において同じなのですが、厳密に言えば『にごり酒』とは違います。ご説明したいところなんですが、話が長くなってしまいますので、今回は省略させて頂きます。いつか機会がありましたら、お話ししたいと思います。

にごり酒は大きく分けて、ガスのあるものと、無いものがあります。今の時期のにごり酒は、出来たてなのでほとんどのもにガス感を感じますが、にごり部分の量に応じてガスの出方が変わってきます。つまり、にごりの量が多い物ほど、ガスがたくさん発生しやすくなると言う訳です。

また、にごり酒にもお酒のランクがあり、普通酒のにごり酒から純米吟醸のにごり酒、中には、純米大吟醸のにごり酒まであります。ですので、にごり酒を選ぶ際には、まず、どのくらいの濃さのにごり酒が好みかを考えて、次に、ガス感の強弱を考えて、最後に、どの価格帯のお酒にするかで、お酒が決まってきます。

私の店にも、現在4種類のタイプの違うにごり酒があります。味わいの違いは勿論の事、飲み頃の時期や楽しみ方もまちまちなので、もし、にごり酒を飲んでみたいけど、何を選んだらいいのか分からない時には、お気軽にご相談ください!楽しいにごり酒ライフをご紹介いたします(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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