店主の独り言

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2016.12.16
『忘年会は、車海老まつり！』

店主の独り言

雑感

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

来週末はクリスマス、忘年会は今週までという事でしょうか、今週末は至る所で忘年会が開催されているようです。最近では、飲み放題パックを注文すれば、お酒を持ち込む事が可能となるお店が増えて来ているようで、私の店にも、忘年会の会場に持ち込むお酒を買いにいらっしゃる方が多くなっています。こんなところにも時代の変化を感じる今日この頃です。

さて、御歳暮商戦も佳境を迎え、私の所も色々な所から御歳暮の品を頂いております。御礼の電話をしながら、その土地ならではの名産品を見ると、その土地の風景と共に贈り主の顔が思い出されます。最近では少なってきた御歳暮の習慣ですが、遠く離れた人とを繋ぐと言う意味では、とても大切なことだと感じます。

そして、今年も鹿児島から『活き車海老』が我が家にやってきました。どうせならば美味しく食べたいと思い、自宅で調理するのは諦めて、馴染みのお店にお願いして調理していただくことにしました。（プロの料理人さんに調理してもらった方が、海老にとっても本望だと思いますし）快く引き受けて下さったので、題して『車海老まつり』、リカーショップキナセの忘年会です。夫婦2人しかいませんが・・・(笑)

乾杯は、やっぱり泡物ということで、スペインのスパークリングワイン、カヴァの辛口です。前菜には、今年初のカラスミとカニみそ豆腐、クワイの素揚げが出てきて、早くもお正月気分です！続いて、茸の出汁で煮たタイの兜煮が運ばれてきて、冷えた身体を芯から温めてくれます。そして、待ちに待った車海老の登場！新鮮な魚介類の9点盛りの中央に光り輝いていました。

いつもならば、ここで日本酒を頂く所ですが、後口がすっきりとする焼酎は、焼き物や揚げ物など、様々な料理との相性も良いので、みどりさんの大好きな樽熟成の麦焼酎『無一物』を炭酸割りでいただくことにしました。続いて運ばれてきた車海老のてんぷらは、とても柔らかく、白子のてんぷらのフワフワとした食感と相まって最高です。