店主の独り言

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2016.12.17
『群馬泉・初しぼり!いい感じです』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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数ある新酒の中でも、みどりさんの大のお気に入りが『群馬泉・初しぼり』なんです。え!群馬泉はお燗酒で有名な蔵元さんですよね~、フルーティなお酒が好きなみどりさんが、群馬泉ですか?と思う方がいても不思議ではありません。お燗酒界の横綱とも言わるくらいに、お燗酒をこよなく愛する方々にとっては、あこがれの存在なんです。

そんな『群馬泉』さんが造る搾りたての生酒『初しぼり』は、みどりさんが日本酒を好きになったきっかけのお酒という事もあって、毎年、この時期が来るのを誰よりも楽しみにしています。また、先日蔵元様へ伺った際にも、島岡社長から出来上がる前のお酒の状態を見せていただいたので、今回届いたお酒の味を見るのが待ち遠しかったんです。

島岡社長曰く『今年の初搾りは、会心の出来で、香りも良く、旨味とキレのある味わいがバランスよく仕上がっています!』だそうで、到着早々に早速味を見ることにしました。今回お酒に合わせる料理は、これまた群馬県名産の『ヤマトイモ』を荒目にすりおろして、いりこ出汁のめんつゆをかけて頂きます。箸で持ち上げることができるくらいに濃厚な味わいは、一度食べると癖になっていまします(笑)

もう一品は、千葉に住む友人から送られてきた『鰻の白焼き』を柚子こしょうでいただくことにしました。貴重な三河さんの国産ウナギとあって、ふっくらとした身に上品な脂が乗っていました。そして、お酒は、シャンパン用のフルートグラスとガラスのぐいのみの二種類の器を用意して、香りと味わいを楽しむことにしました!

最初の一口目は、香りも弱く、味わいに甘みとコクが足らないように思えましたが、しばらくすると、徐々にお酒が花開き、果物のような香りがたち始めてきました。その後、酸味と渋味が交互にやってきた後には、ほのかな甘みにも似た旨味が感じられるようになり、本来の味わいが出てきたように感じました。その間、約30分位はかかったでしょうか!

もうちょっと、もう少したつと変わるかなぁ~、と飲んでいたら、危うく四合瓶を飲み切ってしまうところでした(笑)そのくらいにバランスがとれた味わいだったという事です。願わくば、一升瓶を2週間くらいかけて飲むと、最高の状態を味わうことができると思いますが、きっと皆さんも美味しくて、そこまで待てずに飲み切っちゃうでしょうね・・・。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

追記しました11月11日 『ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリットの魅力を探る』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/02/201611-article_2-html/

『ブレンダーの精神が宿るウヰスキーが登場!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/01/201611-article_1-html/

『群馬泉の熱燗とモツ煮込みは最高です!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/26/201611-article_26-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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