皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

連日の様に入荷してくる今年の搾りたて新酒も、冷蔵庫の中に並べるだけで精一杯の状態でしたが、ここにきてやっと落ち着いて試飲をすることができるようになってきました。
そこで、今回は、『新酒飲み比べ第二弾』として、二つの蔵元の新酒三銘柄と、今シーズンから新登場となった『和リキュール』を試してみたいと思います！

まずは、日本酒から飲み比べることにしました。地元茨城県の結城市にある『結城酒造』さんの新酒『富久福・特別純米・五百万石』は、香りは穏やかですが、一口含むと搾りたてらしいプチプチとしたガス感が感じられ、軽めな口当たりと酸味が広がった後に、柑橘系の華やかな香りが鼻腔から抜けて行きます。同じ蔵元のニゴリ酒『結・本醸造にごり』は対照的にまったりとした滑らかな舌触りと柔らかな旨味が広がります。

続いて、特別純米の搾りたて生原酒『残草蓬莱・グリーンラベル』を頂きました。酸味と甘みが織りなす絶妙なバランスが信条のグリーンラベルは、飲み頃までにもう少し時間が必要だと感じました。グラスに注いだ直後は、平坦な味わいでしたが、時間の経過と共に少しづつ味わいが花開き、30分後にようやくグリーンラベルらしさが感じられました。

全体的には、後1週間位、瓶の中でもう少しお酒が育ってくるのを待ってから味わうのが良いかもしれませんね～。そう考えると、クリスマスの頃が良い時期かもしれませんね！

そして、最後に味わったのが宮城県気仙沼の酒蔵『角星』さんが造った『ゆず酒』をレモン炭酸で割って頂きました。ゆずのお酒は色々な蔵元さんが造っていますが、角星さんのゆず酒は『ゆず感』がハンパない位に香りがいいです(笑)　日本酒ベースで、甘過ぎず、スッキリとした味わいです。ゆず好きの方は、香りだけで『いちころ』間違いなしのゆず酒です。一度お試しください。

12月も残り半月を切りました。この後も新酒の入荷が続きます。『新酒飲み比べ第三弾』も近日中にご紹介したいと思っておりますので、どうぞ楽しみしていてください。
また、最初の頃に入ってきた新酒の中にはすでに品切れになっている物もございます。気になりました商品がありましたら、どうぞお早目にご来店下さいませ。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『今年の新酒を飲み比べてみた！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/12/15/201612-article_15-html/

追記しました１１月１１日　『ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリットの魅力を探る』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/02/201611-article_2-html/

『ブレンダーの精神が宿るウヰスキーが登場！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/01/201611-article_1-html/

『群馬泉の熱燗とモツ煮込みは最高です！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/26/201611-article_26-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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