- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
11月17日の第三木曜日に解禁されお祭り騒ぎ?だった『ボージョレ・ヌーヴォ』も一ヶ月が過ぎた今では、もうすっかり忘れ去られた存在となっています。一分一秒を争って、いち早く飲むイメージのワインですが、いやいや、実はこれからが飲み頃の時期を迎えます。
一口に『ボージョレ・ヌーヴォ』と言っても、造り手によってその味わいは千差万別、月とすっぽん、と言った表現が当てはまるくらいに、味わいの差は歴然なんです。ここで言う、今からが飲んで美味しい『ボージョレ・ヌーヴォ』というのは、新酒ながらしっかりとした味わいを持ち合わせたワインの事です。
ちょうど一か月前の11月20日は私どもで主宰した『ボージョレ・ヌーヴォを楽しむ会』を行い、6種類の厳選した様々な造り手のワインを美味しい料理と共に楽しんでいました!正に、解禁日直後のワイン会で、出来たてのフレッシュな香りや味わいが楽しめる一方、本来の持ち味がまだ発揮されていないものも多いように感じました。
そんなワインも、時間の経過と共に、少しずつではありますが成長して本来の味わいを醸し出しつつあります。今回は、その中から、二つの『ボージョレ・ヌーヴォ』を皆様にご紹介したいと思います。
一本めは、毎年、安定した味わいに定評のある『ジャン・シャルル・ピヴォ』です。今年は、色合い、香り、甘味、酸味、共にとてもバランスよく、ワイン会で飲んだ6種類の中でも特に良かったように思います。ただ、いかんせん若干のガス感と薄っぺらい印象は否めませんでした・・・。ただ、それもゆっくりと飲み進めるうちに旨味とコクに変わっていき、素晴らしい味わいに変化しました。そして、もう一本は『ラブレ・ロワ・ヴィラージュ』、このワインは今年初めて取り扱ったのですが、新顔ながらしっかりとしたコクと旨味を持った味わいでした。1か月経って味わいの変化に期待が膨らむ一本です。
解禁日にボージョレーヌーヴォをいち早くお飲みになった方も、1か月経って味ののったヌーヴォを是非もう一度お試しください。前の味わいが嘘のように感じられるかもしれませんよ。軽く冷やすことで、より一層華やかな果実の香りとさわやかな酸味を楽しむことができます。今週末に控えたクリスマスや年末年始の宴席にご活用いただければ幸いです!
但し、『ボージョレ・ヌーヴォ』は長期熟成には向かないので、雪解けの頃までには飲み切ってください!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
『ボージョレ・ヌーヴォ2016がいよいよ解禁!』
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