- 店主の独り言
『新酒の賢い楽しみ方!』
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今月初めから入荷し始めた今年の搾りたて新酒も、本日入荷分をもって年内は終了となりました!日々、入荷してきては、売れていくのを繰り返して、すでに、売り切れてしまった銘柄もあります。また、新酒の中でも特に人気の高い『富久心・もろはく』や『霧筑波・初搾り』も年内に入荷してきた分が残りわずかとなっています。
各蔵元の新酒を一通り飲んでみよう!と、意気込んでいるお客様でも、毎年、この時期になると、お酒の入荷のスピードが早く、新しい物を全て味わうのがとても難しくなってきます。また、今の時期のお酒は味わいが乗っていないので、ゆっくりと時間をかけて飲まないといけませんので、1本ずつ飲んでいては間に合いません。
そんな時にお勧めしているのが『複数本の同時飲み比べ』という今の寒い時期だからこそできる楽しみ方です!一本のお酒を飲み切ってから次のお酒を飲み始めるのでは無く、同時に2~3本のお酒を飲み進める方法なんです。しかも、冷蔵庫に入れなくてもいいので、お酒の本数を気にする必要がありません。箱に入れて廊下などに置いておくだけで十分なんです(笑)
そして、この方法の最大の利点は、味わいの若い新酒をゆっくりと楽しむことができるのです。同じタイミングで栓を開けても、お酒によっては味わいの進み具合に違いが生まれてきますので、それぞれの熟成具合に合わせて、飲むスピードを変えることができます。
例えば、にごり酒のようなオリの多いお酒などは、時間と共にガスが発生してきますので、飲み始めのころと、少し時間がたってからとでは、味わいが全く違ってきます。一方で、オリの絡んでいない澄んだお酒は、味わいが堅くサッパリとした印象ですが、瓶の半分くらいまで飲んだ頃には、香りや味わいが花開き、本来の持ち味を発揮してくれます!
色々な新酒を楽しみたいと思っている方や、新酒は味わいが堅くてあまり美味しくないと思っている方は、一度、この方法を試してみてはいかがでしょうか!え?同時に何本ものお酒の栓を開けてしまっても大丈夫なの?と、心配になられるかもしれませんが、大丈夫です。私の自宅でも、廊下には何本もの酒瓶が並んでいますので・・・(笑)
本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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