店主の独り言

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2017.01.11
『お酒の並べ方を変えてみた！』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

1月11日の1が3つ並んだ今日は『鏡開き』です。成人式も終わり、早いもので、新年になって二週目に突入したと同時に、各蔵元様から続々と新酒が入荷してきて、店の前がまたお酒の山になっています。今の時期に入荷してくるお酒には、いくつかのパターンがあるんです！

一つは、年間を通して販売されている物で、私の店でも常に在庫を持って店に並べているお酒です。もう一つが出来たての新酒ですが、この新酒の中には、今年になってから新しく出来上がってきたものと、昨年販売されたもので追加で入荷してきたものとがあります。但し今の季節は、どんどん次の酒が出来上がり出荷されてくるので、蔵元でもすでに完売してしてしまって在庫がない場合も多く、追加出来ない時もあります。

私の店では、一度入荷して、売り切れてしまった新酒を改めて仕入れることは基本的にはしません。次から次へと新しい酒が入荷してくるので、追加で仕入れると、新しいお酒が冷蔵庫に入らなくなってしまうからです。しかし、昨年末にあまりにも早く売り切れてしまった物や人気のある物などは、事前に蔵元様へ連絡して、年明けに送ってもらうようにしています。このように、まったく新しいお酒と再入荷のお酒、そして、通常販売のお酒が、渾然一体となって一気に届くのが、正に今なんです！

私の店では、お客様の利便性を考えて、出来る限り同じ銘柄の一升瓶と四合瓶の両方を仕入れるようにしています。普段は、一升瓶と四合瓶は別々の所に並べ、一升瓶のコーナーでは蔵元ごとにまとめて並べています。瓶の大きさが違うので、同じサイズ同士をまとめることで、沢山の種類のお酒を冷蔵庫の中に並べることが可能となる為です。しかし、年末に一升瓶の方が多く売れたため、一升瓶の冷蔵庫の方が空いているスペースが多くなりました。

そこで、年明けて今回は急遽、冷蔵庫内のお酒の並べ方を変えてみることにしたんです！それは『同じ銘柄の一升瓶と四合瓶を一緒に並べる』、常連のお客様にとっては、見慣れない風景で、お酒を探すのに戸惑ってしまうかもしれませんが、この時期だけの応急措置だと思ってご勘弁ください。じつは、並べた本人たちも、まだ慣れていません・・・(笑）この時期ならでは大胆な配列となっています。