店主の独り言

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2017.01.15
『大人のレモンスカッシュ、残草蓬莱・青ラベルと昇龍蓬莱・辛口師匠を飲み比べてみた!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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お正月気分もすっかりと抜け、今年初の晩酌日記を書き始めたいと思います。年末、年始を通して、沢山の新酒が入荷してきては売れて行きました。そして、今週に入ってからも様々な新酒が続々と入荷してきています。そこで、今回は、新春第一弾を飾るにふさわしい、斬新なお酒を次々と世に送り出してきた神奈川県の『大矢孝酒造』さんの二種類を飲み比べてみました。

大矢孝酒造さんを代表する銘柄が『残草蓬莱』と『昇龍蓬莱』で、それぞれの銘柄で斬新な味わいのお酒を生み出してきました。中でも、蔵元の名を一躍有名にしたのが甘味と酸味をバランスよく使ったアルコール度数が14度の原酒『残草蓬莱・青ラベル』です。このお酒を始めて口にした時の驚きは今でも忘れられません・・・。

もう一つが『昇龍蓬莱・キモト純米吟醸』の超辛口バージョン、通称『辛口師匠、勘弁してくださいよ!』です。コクと旨味を詰め込みながら、極限までサッパリ感を引出しています。蔵元曰く、食事をしながら、だらだらといつまでも飲み続けられるお酒(笑)を目指して造ったそうです。これら蔵元を代表するツートップの新作です。

『残草蓬莱・青ラベル』の今年のテーマは『大人のレモンスカッシュ』です。昨年までの甘さを抑えて、キレのある後口を表現しました。口に含んだ時のレモンのような酸味が香りとなって広がり、呑みこんだ後には、爽やかな余韻だけが残ります。ほんの少しだけ感じるガス感は嫌みがなく、正に、甘さを抑えた大人のレモンスカッシュと言ったイメージです(笑)

一方の『昇龍蓬莱・辛口師匠』は、今回は冬バージョンの薄ニゴリタイプです。こちらは新酒ではなく、蔵元でじっくりと熟成させた薄ニゴリのお酒となっています。口に含んだ時には一瞬、さっぱりとし過ぎて物足りなさを感じてしまいますが、ついつい、次の一口を飲んでしまう不思議なお酒です。これらには、餃子、山芋ピザ、白菜の浅漬け、いぶりがっこ等、一見すると日本酒には不釣り合いとも思える様々な料理を用意しました。

総評として、味わいのコッテリとした料理でもお酒が霞んでしまうことなく、しかも、後口を綺麗にリセットしてくれる最高の食中酒であるという事が確認できました。中でも辛口師匠と『マヨネーズ&ソース』の相性は秀逸でしたね~(笑)他にも甘酸っぱい『酢豚』や『肉じゃが』『焼きそば』なんてのもいいかもしれません。今年も、こんな実験的勉強会をしながら、皆様に素敵な情報をお届けしたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『今年の新酒を飲み比べてみた!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/12/15/201612-article_15-html/

追記しました11月11日 『ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリットの魅力を探る』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/11/02/201611-article_2-html/

『ブレンダーの精神が宿るウヰスキーが登場!』
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『群馬泉の熱燗とモツ煮込みは最高です!』
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『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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