皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

昨日２０日は『大寒』とあって、朝から小雪が舞い散る骨身にしみる寒い一日となりました！水戸の弘道館では、早咲きの梅の花と舞い散る雪の競演を見ることができたようです。こんな日は、暖かい部屋の中でくつろぎながら美味い酒と料理を食べて鋭気を養いたいと思います。

今回の晩酌は、友人が送ってくれた冬野菜の王様『大根』を使った料理で一杯やりたいと思います！今宵楽しむお酒は、『横山五十・純米大吟醸直汲み生』。長崎県の壱岐の島で本格麦焼酎『ちんぐ』を造っている重家酒造さんが造る日本酒です。お酒の名前は、蔵元の苗字の『横山』とお米の精米歩合50％から命名されました！

イタリアのミラノ万博にも出展され、海外の方から高い評価を得ている味わいとは、一体どのような物なのか？『ワイングラスで飲むお酒』と紹介されているので、シャンパングラスでいただいてみることにしました。ほのかに香る柑橘系の果実の香りは、想像していたよりも意外と控えめでした。続いて一口含んでみると、その味わいにびっくりしてしまいました。 『そう来たか～』って感じです！

トロリと滑るように舌の上を転がり、それと同時に甘みが一気に広がります。予想以上の甘さに最初戸惑いましたが、酸味が弱く、味わいが軽やかなので、後口は凄く爽やかなんです。今までの甘酸系(甘みと酸味の両方を持つ味わい)とは違う、新しい味わいで、敢えて言うなら『甘トロ系＆後口サッパリ』の酒と言ったところでしょうか・・・。

この日用意した『大根と厚揚げの煮物』と食べ合わせてみると、これが絶妙のハーモニーを奏でてくれるんですよ(笑)甘みと旨味を含んだ煮物と、甘いのに軽やかな後口のお酒との相性の良さを改めて知ることができました。お酒だけを飲み続けていたらその甘さに飽きてしまったかもしれませんが、煮物と合わせたことで、円やかな味わいのお酒へと変わって行きました。

今回は、和食とのコラボでしたが、次回は、パスタやピザ、チーズや生ハムと言ったものとの相性も試してみたいと思います。『甘トロ系＆後口サッパリ』という、ニュータイプの味わいに益々興味がわいてきました！

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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