皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

私の趣味の一つに『蕎麦打ち』があります。もうかれこれ、20年くらいは続けているのですが、なにぶんにも月に一度の気分転換のような趣味の会なので、技術の向上以上に会員同士の親睦の方が大切な集まりなんです！何しろ、20代から70代まで年齢や性別、仕事もバラバラ、三世代が入り混じる集まりなので、厳しさの中にも楽しさを持ってこそ、長く続く秘訣なのかもしれません・・・。

とは言え、やるからには本物志向で妥協は許さないので、使う蕎麦粉は毎回挽きたての物を用意し、挽き立て、打ち立て、茹で立て、の三立てを大切にしています。中でも、つゆに関しては『つゆ当番』が、毎月出来たての物を手作りしてくる決まりになっていて、枕崎産のカツヲ節を手で削り、年に一度、まとめて作る『かえし』と合わせて仕上げてきます。

毎月開催している『蕎麦会』も、年の初めの１月は『新年会』を開催し、蕎麦粉をお世話になっている『蕎麦処みかわ様』で美味しい料理とお酒を囲んで今年の蕎麦打ちの目標や抱負を語り合うのが恒例となっています。夕方、４時からと、少し早めのスタートとなりましたが、気が付いたら時計の針は７時をすでに超えており、まだまだ、話したらない雰囲気のなか、名残惜しくお開きとなりました。

運ばれてくる料理は、どれもが手の込んだ物ばかりで、おしながきを見ているだけでワクワクしてくる品ばかりです。前菜の盛り合わせは、見た目の美しさに暫し、箸をつけるのを躊躇してしまうほどです。刺身も鮮度抜群で、蕎麦屋さんならではの鴨料理や揚げてのてんぷら、等、お酒がドンドン進んでしまいました(笑)コース仕立ての〆の逸品は、もちろんお蕎麦、しかも、蕎麦粉だけで作った十割蕎麦です。

そして、新年会ならではのお楽しみが日本酒なんです。この時ばかりと、贅沢な逸品を飲み比べるのが何よりも楽しいんだと、皆さん口を揃えて言ってました！今回は、品評会用に造られた、一升瓶一本と四合瓶三本の四種類を取りそろえました。それぞれのお酒を時間をかけて順番に味わい、開栓から1時間くらい経った頃、飲み頃の温度になって、香りと味わいが各段位良くなってきて、気が付くとすべての瓶が空になっていました。

美味しい料理やお酒を頂きながら、気の合った仲間たちと趣味の話に花を咲かせることができるのは、何事にも替えがたい贅沢な時間だと思いました。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この日のお酒
志太泉・大吟醸『泉』1.8L　12,000円(税別)
夜明け前・大吟醸金賞受賞酒　720ml　5,000円
一生幸福・大吟醸雫取り　720ml　4,000円
結・純米大吟醸　720ml　5,000円

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