店主の独り言

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2017.01.25
『貴方の知らない蕎麦焼酎の世界!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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先日、日本酒好きの方が焼酎を飲み始めるのなら『米焼酎』から飲み始めるのがお勧めです!とお話しさせて頂きました。香りが軟らかく、味わいも淡白な米焼酎ならば、普段から日本酒を愛飲されている方にも抵抗なく受け入れられると思ったからです。

しかしながら、一般的には米焼酎は品揃えが少なく、好みの物を探すのは意外と難しいのかもしれません。その結果、品揃えが豊富で香りが少なく味わいのスッキリとした『麦焼酎』が飲まれるようになり、麦焼酎=飲み易い焼酎、と言ったイメージが出来上がったのだと思います。

実際に、私の店でも、飲み易い焼酎という事で、麦焼酎を探しに来る方を多く見かけます。そのような時には、好みの香りや飲み方などを伺いながら、初めて焼酎を飲む方ならば、『米焼酎』からお勧めするようにしています。フルーティな香りがする物は飲んでも甘いのですか?と聞かれることがありますが、焼酎(蒸留酒)なので味は甘くありません。

そして、米焼酎の次にお勧めする焼酎というのが『蕎麦焼酎』なんです!蕎麦焼酎は、米焼酎以上に馴染みが少ないと思いますが、香りが軟らかくスッキリとしている物が多いので、焼酎を飲み始める方にはとても飲み易いと思います。蕎麦の香りと聞いても想像がつかないと思いますが、え!これが蕎麦焼酎なの・・・?と思える様な香りの物もあるんです。

蕎麦の甘みを楽しみたい方にお勧めなのが、長野県の『帰山(きざん)』です。香りは少なく、ほのかな甘みを感じる程度なので、スッキリと飲みたい方やお湯割り、蕎麦湯割りで楽しむのにお勧めです。次に、山梨県の『木火土金水(もっかどこんすい)』。こちらは梨のような爽やかな香りが口の中に広がる、とても珍しい焼酎です。最後に、鹿児島の『蕎麦和尚(そばおしょう)』、8年間熟成されたことでオレンジの皮を思わせる柑橘系の香りを感じることができます。

いずれも、日本を代表する『蕎麦の名産地』で生み出された蕎麦焼酎です。蕎麦は好きだが、蕎麦焼酎は飲んだことがないと言う方は、一度味わってみる事をお勧めいたします!米焼酎や麦焼酎とはまた違う、香りと飲み口を楽しむことができると思います。他にも、茨城県や鳥取県、宮崎県も蕎麦の名産地として知られています。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

帰山(きざん)・35度 720ml 1,400円(税別)
木火土金水(もっかどこんすい)・27度 1,300円
蕎麦和尚(そばおしょう)・25度 1,480円 

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