店主の独り言

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2017.02.09
『呑兵衛さん好みの甘酒を作ってみた!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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寒い冬に身体を温めてくれるものと言って『甘酒』を想い浮かべる方は、どのくらい居るのでしょうか・・・。私が子供の頃には、冬になると決まって、鍋一杯に甘酒が作られていていました。ここで言う、『甘酒』とは、酒粕を溶いて作った物の事で、最近はやりの米と米麹から造られる様な上等な物ではありません。

また、この『甘酒』と同じくらいに冬になると決まって登場したのが『干し芋』(乾燥芋とも言います)で、よくおやつに石油ストーブの上で炙って食べていました。幼少期に食べ過ぎた反動からか(笑)、大人になった今は、『甘酒』と『干し芋』を口にすることは少なくなっていましたが、先日お客様から『干し芋』を頂いたので、久しぶりに口にしました。食べてびっくりしました!『紅はるか』という芋から作られているそうで、とっても甘くて美味しいんです。こんなに干し芋を食べたのはいつ以来か、という位に食べています(笑)

『甘酒』も大人になってから飲まなくなりましたが、最近になって少しだけ口にするようになりました。あの、何ともいえない甘い香りがどうも苦手だったのですが、甘酒好きのみどりさんが私にも『どうぞ』と言って勧めてくるんです。(自分だけで飲んでくれてもいいんですけど~)身体の芯からポカポカと温まってとても美味しいよ~!と言われて、飲んではみるものの、はやり、私はアルコールの入ったお酒の方が性に合っているみたいです(笑)

そんな、ある晩!みどりさんが『これは、良い!』と言って、甘酒を飲んでいました。どうしたのかと聞いてみると、何と!甘酒の中に私が飲んでいた日本酒を混ぜて飲んでいたんです(驚)。身体は温まるし、甘酒の熱で日本酒の香りが一層引き立って、極上の甘酒だ!と喜んでいました。確かに、お燗で飲めるにごり酒があるくらいですので、これも十分アリだと思いました。

正に『呑兵衛さん向きの甘酒』ですねぇ~!この時に大切なポイントが二つあるんです。一つ目は、元となる甘酒を作る際には、砂糖を加える量を加減して、甘さ控えめに作る事です。もう一つは、日本酒を加えるときは、飲む直前にコップの中に直接入れることです。鍋の中に入れてしまうと、時間の経過と共にせっかくの香りとアルコールが飛んで行ってしまいますからね・・・。

今年の冬は、久しぶりに『干し芋』と『甘酒』を味わっていますが、いかんせん、『干し芋』を食べていると歯にくっついてしまうのは歳のせいなのでしょうかねぇ・・・(笑)

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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