店主の独り言

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2017.02.10
『お酒を楽しむ極意は想像力にあり!前編』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は、私が日頃、お酒の味わいを見るときに心がけていることについてお話ししたいと思います。それは、酒屋ならではと言うのもありますが、一般の方々にとってもさらにお酒を飲むのが楽しくなることにつながるのではないかと思います。

先日のブログの中で、『普段であれば、今のお酒を飲んで、美味しいね!いい出来だね!で終わってしまうところですが、お酒の完成形とも言われる熟成したものを味わう事で、そのお酒の持っている本来の姿を感じることができると思います。実は、そこにお酒を楽しむ本質があると思っています』と書きました。

お酒は、出来立ての新酒の時期から、月日を重ねて熟成して行きます。生の新酒の時の味わいも良いですが、火入れ(熱処理)され、冷蔵庫の中で貯蔵熟成させたものは、芳醇な香りと円やかな旨味を醸し出し、これが、同じ酒なのかと思ってしまうくらいになる事もあります。それゆえ、秋の熟成した物は、お酒の完成形と言われているのです。

私は新しく入荷してきたお酒は、出来るだけ自分で飲んで味わいを確認するようにしています。その時に大切にしていることが、お酒の未来の姿(味わい)を想像することです。タイムマシーンに乗って、数か月後の未来(秋)に行き、そのお酒が熟成した物を飲めれば良いのですが、それは不可能なので、想像力を働かせてみるのです。

でも想像するって?どういうことって思われますよね。それには、昨年の秋のヒヤオロシの味わいを参考にしています。もちろん、今年の物と昨年の物とでは違いはありますが、毎年同じスペックで造られている酒であれば、大体の想像がつきます。

『お酒を楽しむ極意は想像力にあり』の、其の一は『未来の味わいを想像する』でした。
例えば、今あなたがいまいちだ、ちょっとね~と感じた新酒が、もしかしたら熟成して秋には驚く変化を遂げるかもしれません。先の姿を想像しながら飲む、そんな楽しみ方も面白いかと思います。

その為にも、出来るだけ様々な時期のお酒を飲んで、その時の味わいを覚えておくようにするのが良いんですが、難しいんですよね~。

次回は、其の二についてお話ししたいと思います。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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