- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今日は、前回に引き続きお酒を楽しむ極意について話したいと思います。お酒を味わう時には、想像力を働かせることで、より一層美味しく感じたり楽しむことができると思っています。そのためには、今味わっているお酒を二つの視点で見ることでより深くそのお酒の本質を知ることができます。
その一つは、先日お話しした『未来の味わいを想像する』です。単純に今の味だけを美味しいか、美味しくないかと評価するのではなく、これから先熟成していく将来の味わいを想像することで、今味わっているお酒に秘められた可能性を見つけるのです。そんな飲み方って、なんだかワクワクしてきませんか?そして、今日お話しするもう一つが『プラス思考の想像力』です!悪い所を見つけるのではなく、良い所を探し出して行こうと言うものです。
私たちはお酒を飲むときに、ついその酒のダメな所ばかりを見つけてしまいがちです。特に、今の時期の若いお酒などは、渋味や苦みなどを感じたり、酸味と甘みのバランスが悪かったり、等と、欠点を挙げて行ったらきりがありません。そんな、荒探しをするのではなく、どこか一つでも光る何かを見つける方がよっぽど楽しいんじゃないかと思います。
私は酒屋として、取り扱っているお酒達の味わいや魅力をお客様にお伝えしていくのが仕事なので、そのお酒の持っている良さや可能性を探し出して、自分自身が感じたままを言葉に表すようにしています。自分では飲みもしないで蔵元やメーカーから送られてくるチラシや商品の説明文をそのまま伝えるだけでは、十分ではないと思っています。ましてや、どこどこの雑誌に載った!とか、ネットではこんな高値で売られている酒ですよ!などと、購買心を煽ったり、他の商品と抱き合わせで販売するような売り方は、その酒を造ってくれた蔵元に対して失礼だと思っています。
最初に飲んだ時の渋さや苦みは時間の経過と共に消えて、その後から甘みや旨味が出てくることもあります。また、香りが思ったほど出ていなくても、少し経って温度が上がることで、お酒の味わいが花開いてくることもあります。そのような、ほんの些細な変化も見逃さずにお酒の良い部分を探し出していくと、初めは気が付かなかったことが色々と見えてきます。
その様な事を繰り返していくうちに、自然と、お酒の良い所を見つけ出そうとする癖がついてきます。お酒は、沢山の人の手によって造られ、造り手の想いが込められて出来上がってきます。是非、プラス思考でお酒を味わって見て下さい。さらに、お酒が生まれてきた背景や造り手の想いを知ることで、何倍も魅力的に感じられることでしょう!
本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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