- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今回は、早春の風が薫る海辺の蔵元、愛知県の山﨑合資会社さんへ伺ってきました。折しも、吟醸造りが佳境を迎えるこの時期は、蔵元にとっては最も忙しく、気の抜けない大切な時期なんです。そんな時にも関わらず、心よく訪問を受け入れてくれた蔵元様には、本当に感謝しています。
山﨑さんとは10年以上のお付き合いになりますが、蔵元様へ伺うのは今回が初めてなんです。毎年、先代の社長が来てくれていたので、それに甘えてしまい、ついついお邪魔するのが先延ばしになっていたのですが、その社長が昨年お亡くなりになったこともあって、この度、蔵元へ伺うことになったのです。
蔵元のある場所は、愛知県の海沿いの『西幡豆』(にしはず)という小さな町で、電車を乗り継ぎ水戸から約5時間の長旅となりました。最後に乗った電車は2両編成のワンマン電車で、是非そのお話もしたいのですが、今日は長くなってしまいますので、その話は後日したいと思います。蔵元は『尊皇』の銘柄で地元に親しまれておりますが、私の所では『奥』『焚火』『山﨑醸』を中心に扱っています。広い敷地の中には、22%精米を行う精米所や仕込み蔵などが整然と立ち並び、中心には仕込水の井戸がありました。
古き良きところと近代化が融合された蔵、というのが最初の印象です。先代が将来の酒造りを見据えて建てた仕込み蔵は、二階建てのコンパクトで使いやすい構造となっています。まずは二階へ行くと、そこは天井の高い広い空間が広がり、周りには米の洗い場や蒸し場が配置され、奥にはとても大きな麹室がある酒造りの作業効率がよさそうな配置となっていました。
早速、麹室の前で記念撮影をパチリ!向かって右手より、営業の鈴木さん、山﨑専務、木俣杜氏、私の順です。その後、今年の酒造りの話を伺いながら、一階の方へ移動しました。二階部分で造られた麹は一階の仕込み蔵へとリフトなどを使って運ばれます。そこは大きな冷蔵庫のような空間となっており、その中にはサーマルタンクを始めとした大小さまざまなタンクが整然と並んでいました。
正に、戦場のような生の現場の空気を感じることができ、忙しい中時間を割いてくださった木俣杜氏には心より感謝申し上げます。その後は、蔵元自慢の新酒を試飲させて頂き、とっておきの逸品も仕入れる約束をさせて頂きました。山﨑社長はじめ、専務、常務、部長、杜氏、等々、蔵元様すべての皆様にお会いすることができて、とても素敵な時間を過ごすことができました。この場を借りて、御礼を申し上げたいと思います。
また、蔵元内の360度映像の撮影も、快く受けていただきましたので、フェイスブックのページにてご紹介させていただきます。
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本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
『月の井酒造さんの仕込み蔵に潜入してきました!』
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