店主の独り言

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2017.02.22
『お酒の世界の似て非なるものってなんだろう?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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突然ですが、今日、ラジオの生放送に出演させて頂きました。水戸のコミュニティ放送の『FMぱるるん』さんが、店に取材に来てくれ、店内からの生放送となりました!寒さ厳しいこの時期に飲みたい『熱い飲み物』というテーマのなかで、最近人気の『甘酒』についてお話しさせて頂きました。

以前のブログの中でもお話ししたように『あま酒』と一口に言っても、酒粕を溶いて作った物と米麹で造った物の二種類があり、味わいも製法も全く違います。このように、同じ物の様に思われていても、実は違っていたりするものは、お酒の世界には意外と多かったりするんですよ~!

そこで、今日は『お酒の世界の似て非なるもの』についてお話ししたいと思います。先ほど例に出した『あま酒』に見た目が似ているお酒に『ニゴリ酒とどぶろく』があります。一般的には、見た目がにごっているお酒の事を『どぶろく』と思っている方も多く、御来店下さる方の中にも『どぶろく』を探しに来る方を見かけます。見た目は似ていても、お酒として完成されたニゴリ酒とは味わいも製法もまるで違います。

他にも混同しやすいものに『シャンパンとスパークリングワイン』があります。炭酸ガスを含んだワインの事を『スパークリングワイン』と言いますが、それと同じような意味で『シャンパン』と呼ぶ方が意外と多いんです。本来『シャンパン』は『スパークリングワイン』の中の一つの種類ですが、いつしか、炭酸ガスの入っているワインの事を総称して『シャンパン』と呼ぶようになってしまいました。

また、日本人が大好きな『ビール』でも、最近では『第三のビール』なるものが市場を席巻していますが、この『ビールと第三のビール』も似て非なる物なんです!第三のビールは、ビールではなくビール風味の発泡アルコール飲料でリキュール扱いとなります。他にも、焼酎の『甲類と乙類』の様に、同じ焼酎でも全く違うものもあるので、棚に並んでいる物を見ただけでは見分けがつかないことがおおいでしょう!

このように、お酒の世界だけを見ても沢山の『似て非なるもの』に遭遇します。そんな時には、是非、気兼ねすることなくお店の方に訊ねてみてください。あなたの悩み事を解消してくれることでしょう!他にも、これってどうなの?と思うものや、これも似て非なるものだよね!というものがありましたら、是非、教えてください!

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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