皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

春は別れと出会いの季節、とはよく言ったもので、今日、3月1日は市内の学校で卒業式が執り行われていました。毎年、この時期になると年度末ということもあってか、転勤で移動される方や退職される方へのご贈答品を探しに来る方が多くいらっしゃいます。お世話になった方への感謝の気持ちを込めて、貰った方が少しでも喜んでいただける様にと皆さんあれこれお悩みになりながら、お買い求めになられています。

お酒を贈答品として差し上げる際には、箱に詰めて包装してから表に熨斗紙をかけるのが正式ですが、『それだと、少し仰々しくなり過ぎてしまうので、他に何か良い方法はありませんか！』と言う方が結構多いんです。そのような方々の声にお応えして、私の店では、感謝の気持ちを記した『メッセージカード』を用意しております。

その『メッセージカード』にこの度、新しいバージョンが増えました！今までの物は『いつもお世話になっています。心を込めて贈ります』と『大変お世話になりました。心を込めて贈ります』の二種類でした。しかし、これでもまだ堅っ苦しいイメージがあるという事で、今回の新作登場となったんです。

それは『ほんの気持ちです。お受け取り下さいませ』と『ほんのきもち』の二種類です。え！これだけ？と思われるかもしれませんが、お客様からは『こんな短い言葉の物が欲しかったんですよ～』と、喜ばれています。何も言葉を添えないのも寂しいですし、かと言って、あまり堅っ苦しくしたくはない、と言った、微妙な心理がこの言葉の中に表されています(笑)。

実は、今回の新しい『メッセージカード』は、日頃お付き合いさせて頂いている同業の酒屋さんの奥様から教えて頂いたんです。最初に聞いた時には、え！それだけ？と、私も思いましたが、色々と話を伺っているうちに、なるほど！と思えてきました。そして、このメッセージのポイントは、『ほんのきもち』と言う言葉を、漢字で書くのではなく、あえて、ひらがなで書くことなんだそうです。

ひらがなで書くことで、言葉に柔らかさが生まれるんだそうです。しかも、出来るだけ丸味のある文字を使うのが良いそうです。早速、教えて頂いたように作り、ついでに、ねずみと犬のイラストも付け加えてみました。お陰様で、御来店いただいたお客様からは大好評で、『こんなのが、あったら良いなぁ～、と思っていたんですよ！』と嬉しい言葉を頂いています。他にも、こんな言葉があったら良いのになぁ！と言うものがありましたら、是非、お寄せいただきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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