店主の独り言

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2017.03.07
『お酒の種類と味わいとの関係性について!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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昨日、日本酒冷蔵庫の中のお酒の並べ方を変えたという事をお話ししましたが、早速、御来店下さったお客様から『とても見やすくて分かりやすいね~!』と言われ、嬉しく感じています。今日は、その時にお客様からお問い合わせを頂いた『お酒の種類と味わいとの関係性』についてお話ししたいと思います。

そのお客様は、『香りが華やかで、味わいのフルーティなお酒』が好みで、毎回、御来店いただくとそのような味わいの物をお勧めしています。今回、新しく作った味わい別に並べた『香りが華やかフルーティなお酒』の中から、その方のお気に入りでもあり、ちょうど飲み頃になってきた『花泉・純米大吟醸・一ロ万』をご紹介させて頂きました。

その際に、『純米酒や大吟醸などのお酒の種類と香りや味わいは連動しているのでしょうか?』と言ったご質問を頂きました。話を詳しく伺ってみると、純米大吟醸や大吟醸とラベルに表記されている酒は全部香りが華やかで、フルーティなお酒なのだと思っていたそうなのです。

しかし、実際には、純米酒や大吟醸などの『お酒の種類』と、『香りや味わい』は別の分類で、何かと何かが連動しているという事はありません。つまり、純米酒の中にも、香りが華やかでフルーティなものもあれば、香りの弱いもの、しっかりとした味のものもあります。もちろん、大吟醸・純米大吟醸と表記されているお酒の中にも、それぞれ違うタイプのお酒が存在します。

それらの違いは、酒造りに使う酒米の種類や酵母、等によっても変わって来るし、造り手が変われば、その造り手さんの求めるお酒のタイプが違いますので、自然と色々な味わいのお酒が生まれてきます。例えば、埼玉の花陽浴さんはフルーティなお酒、山形の杉勇さんは香りが控えめでしっかりとした味わい。と言ったようにです。

お酒のラベルに記載されている純米吟醸や大吟醸、等のお酒の中にも、香りが華やかな物もあれば、控えめな物もあり、味わいの軽やかな物もあれば、しっかりとしたコクを持っている物、等があることを知ることで、さらに、お酒を飲むときの楽しみが増えることを願っています。

ちなみに私の店では、お酒を香りと味わいの面から『華やかな香りとコク』『香り控えめ、深いコク』『華やかな香り、軽い口当たり』『香り控えめ、味わいスッキリ』の四つのタイプに分類して、それぞれの商品札に記載しています。お酒選びのご参考にして頂ければ、幸いです。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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