店主の独り言

blog

2017.03.14
『試飲見本は蔵元からのメッセージです』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

画像

先日の春爛漫のお天気とは打って変わって、今日は夕方から冷たい雨が降り出しています。春になって暖かくなってくると、自宅で日本酒を保管する際に、冷蔵庫に入れるかどうか迷うところですが、この位の寒さならば、まだまだ心配なさそうです。

3月に入り怒涛の新酒ラッシュを迎えていましたが、どうやら先が見えてきて、ホッとした反面、蔵元様から試飲用に送られてきたお酒が堪ってきてしまいました。蔵元様の中には、新しいお酒を仕入れた時に、一緒に味見用の小瓶を同封して下さる蔵元様がいっらしゃいます。

このような気遣いを頂けると、酒屋としてとても助かると同時に、蔵元が精魂込めて醸した今年のお酒の味わいを見て欲しいと言う、造り手からの熱いメッセージを受け取ったように感じます。そして、届いたお酒を味わいながら、造り手の想いを感じつつ、お酒の良い所を見つけ出し、お客様にお伝えするポイントを探していきます。

今回は、新商品を含めた5種類の新酒を飲み比べることにしました。写真の向かって左から、水戸の明利酒類さんの『水府自慢・純米大吟醸10号酵母』、宮城県気仙沼の『水鳥記・特別純米・美山錦』と『水鳥記・特別純米・山田錦』、そして、結城市の結城酒造さんから『結・特別純米・赤磐雄町』と『結・純米大吟醸・おりがらみ』です。左手から順番に飲み進めてみました!

10号酵母発祥の蔵元が満を持して造った『水府自慢・純米大吟醸10号酵母』は、香りは控えめですが、プチプチとしたガス感があり、スッキリとした甘みと酸味が口の中に広がって、スイスイと飲めてしまう印象です。いわゆる『日本酒』を思い描いて飲んだとしたら、これが日本酒なのか!と驚く味わいです。続いて、これからリニューアルをする『水鳥記』の酒米違いを飲み比べました。シャープな美山錦と芳醇なコクの山田錦。派手な香りや甘さがなく、食事との相性も良く、安定した味わいです。さすが水鳥記!

『結・特別純米・赤磐雄町』と『結・純米大吟醸・おりがらみ』どちらも、開栓直後は、香りも弱く味もさらりとした印象でしたが、グラスに注いでしばらく待っていると、柔らかな香りとコクが出てきて、芳醇な味わいが花開いてきました。本来この純米大吟醸は、火入れ、熟成をしてから、秋に『完成品』として世に出てくるお酒ですので、今年の秋の仕上がりが大いに期待が感じられる、そんな感想を持ちました。

今回味わった感想を、蔵元様にお伝えすると同時に、蔵元のお酒に込めたメッセージをお客様に伝えて行きたいと思います。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『大人の嗜好品』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/27/201702-article_27-html/

『ザ・サードプレイス!お酒のワンダーランドを目指しています!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/08/08/201508-article_8-html/

『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/01/09/201701-article_9-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別