店主の独り言

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2017.03.17
『酒飲みには悩ましい季節です』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は、ビール業界における世紀の大ヒットとも言われる『アサヒ・スーパードライ』の発売記念日だそうで、今年で何と!30周年になるそうです。このスーパードライの大ヒットによって、アサヒビールは飛躍的に成長し、いまや、ビール業界を牽引していると言っても過言ではありません。また、この『スーパードライ』の発売をきっかけに、現在では当たり前となっている『辛口』や『生』と言った言葉が、お酒の味わいを表現する際に用いられるようにもなりました。

お酒を味わう、という言えば・・・、今や国民病ともいえる『花粉症』の方にとっては本当に『酒飲み泣かせ』の辛い季節です。御来店いただくお客様からも『鼻が詰まって、お酒の味が分からなくなってしまうんだよね~』と、よく聞きます。

私たちは、お酒の味わいを鼻で感じることが多いんです。その証拠に鼻をつまんでお酒を飲むとその味がよく分からなくなってしまいます。そのため、花粉症で鼻が詰まったりするとお酒を飲んでも味がらなくなってしまうのだと思います。また、鼻が詰まると口から呼吸をするようになるので、喉が痛くなったり、舌の感覚が鈍くなってしまいます。私も花粉症の一人なので、この感覚は身をもって感じています。

では、花粉の時期が過ぎるのをじっと待つしかないとなると、悲しくなってしまうので、私なりにお酒を飲むときに意識していることがあります。それは、お酒を口に含んでから、すぐに飲み込むのではなく、ほんの数秒口の中にとどめてから飲みこむようにしています。そうすることで、口中で温められたお酒の香りと味わいが感じやすくなります。

ただでさえ、感覚が鈍くなっている上に、冷えた状態の物をすぐに飲み込んでしまっては、感じる物も感じられません。この方法は、店頭に於いてお客様に試飲をしていただく時にご紹介しています。もう少し分かりやすく説明すると、お酒を口に含んだら数秒間口の中にとどめ置き、飲みこんだ後は鼻から息を抜くようにします。

更に、口の中で空気とお酒を攪拌すると、香りや味わいが引き立ちます。これは上級者のテクですが・・・。口の中でズルズルと音を立ててお酒を飲むのは、あまり上品ではありませんが、ご自宅での晩酌の際にお試しください。慣れないうちは、口からお酒がこぼれて垂れてしまうので、くれぐれもお気を付け下さい(笑) 早く、杉花粉の季節が終わってくれるのを願ってやみません・・・。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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