皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

今年のお彼岸は、天候にも恵まれてとても暖かな連休となり、久しぶりの三連休にのんびりと過ごしている方も多い事と思います。お墓参りで久しぶりに顔を合わせたご家族や故郷の友人たちと、食事や話を楽しむには絶好の機会だと思います。今日は、そのようなときに是非飲んでいただきたいお酒についてお話ししたいと思います。

日本酒には価格の違いもさることながら、様々な種類や味わいの物がありますが、せっかくならば、最高峰のお酒を味わっていただきたいと思っています。それは、各蔵元が鑑評会用に造った『鑑評会出品酒』です。蔵元が持てる最高の技術と情熱を傾けて醸した日本酒の最高傑作で、私はよく自動車に例えて『日本酒のＦ１』と呼んでいます。価格が高ければ美味しいのか？と、言う方もいるかと思いますが、各人の味の好みは別にして、値段と味わいは比例すると思っています。

特に『鑑評会出品酒』に至っては、価格を超越した味わいがあると思っています。では、その味わいとはいったいどのようなものなのでしょうか？一言で表現するとしたら『気になる所が一切ないお酒』と、いった所でしょうか・・・。え？特徴が無いの？印象が薄いの？と、誤解してしまうかもしれませんが、そうではありません！

言い換えれば、味わいや香りなど、お酒の味わいを構成する様々な要素のバランスが抜群に良く、何かが突出することなく、スルスルと飲めてしまいます。そして、何の気負いもなく、気が付くとあっという間に飲み干してしまうのです（笑）先日、学生時代の友人たちを水戸に招いた時に飲んだ『貴娘・大吟醸・鑑評会出品酒』も、気が付くと瓶が空になっていました・・・。

普段は、あまり日本酒を口にしない友人も、『日本酒って、こんなに美味しかったんだぁ～』と言って、喜んで飲んでました。何の引っかかりも無く、いつの間に飲んでしまっているようなバランスの良い味わい、そんな素晴らしいお酒に出会えることはとても幸せな事です。蔵元渾身の一滴に感謝の気持ちを込めて・・・。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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