店主の独り言

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2017.03.27
『日本酒セミナー・後編!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日はみぞれ交じりの三月とは思えないくらいに寒い一日となり、御来店下さる方々も皆さん口々に、寒い!を連呼していました。ちなみに水戸の今日の気温は4度で、私どもの店の中でも石油ファンヒーターをつけていますが一向に温まらず、薄着のお客様には申し訳ないと感じています。

さて今日は、昨日参加してきた『ソムリエのサービスと日本酒テイスティング』セミナーについて、もう少し詳しくお話ししたいと思います。近年の和食ブームと共に日本酒の認知度が高くなってきているとお話ししましたが、ソムリエさんの世界大会でも日本酒の問題が登場しているそうで、日本酒が無視できない存在になりつつあることを感じます。

今回のセミナーの目的は、日本酒をワインと同じように料理と楽しむ習慣を作りたい、という事で、ワイン的なテイスティング方法や表現方法を用いて日本酒を味わってみようと言うものでした。香りや味わいを言語化することで、ただ単に『おいしい』のではなく、様々なお酒の情報を他者とも共有することができるようになると言うものです。

それらの事を踏まえて、タイプの違う6種類(本醸造、純米酒、山廃純米、大吟醸、熟成酒、スパークリング酒)のお酒のテイスティングを行いました。何も情報の無い『ゼロ』の物に、香りや味わいなどの情報を積み重ねて行き、更に、どのような料理と合わせると良いのかやその時に使う酒器の選定、お酒の飲み頃の温度帯、味わう順番、等を総合して、そのお酒の情報を積み重ねていくという事です。

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私も常々『日本酒のフルコース』という言葉で、日本酒だけでも食前酒、食中酒、食後酒、を楽しむことが出来ますよ!と、お勧めしております。また、日本酒は栓を開けてから時間の経過によって味わいが変化していくので、『お酒を育てながら飲んでください』ともお話ししています。数種類のお酒を同時に飲み比べることで、味わいの変化を感じる事が出来ると共に、お酒が飲み頃を迎えたのか?それとも過ぎてしまったのか?を身を持って知ることができますとお伝えしています。

日本に四季があるように、日本酒にも冬の新酒に始まり、春のお酒、夏のお酒、秋のひやおろし、というように季節に応じて様々な味わいを楽しむことできます。また、同じ酒米や酵母を使っても、造り手によってお酒の味わいは変わってきます。数値では計り知れない難しさが日本酒や本格焼酎の多様性でもあり、魅力なんだと、セミナーに参加して改めて思いました。また、ワインの専門家(ソムリエ)の『日本酒』に対するイメージやその香りや味わいをどのように表現するのかを知ることができて、とても興味深かったです。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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