店主の独り言

blog

2017.03.29
『酒類販売管理者の研修会に参加して思うこと!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

画像

お酒の世界には、実に様々な認定資格(ワインアドバイザー、ソムリエ、利酒師、焼酎アドバイザー・・・)が存在しています。ワインや日本酒、焼酎にウイスキー等、お酒に関する知識を深めることは、お酒を扱う酒屋にとっては欠かすことのできないもので、お酒の種類ごとの知識を持ったうえで、更に自分の店で扱っている蔵元や銘柄の事を知る必要がありますが、これらの認定資格は酒屋を営むうえで必ずしも必要な物ではありません。

酒屋をやるために必ず取得しないといけないのは、第一に『酒類販売免許』ですが、もう一つ大切なのが『酒類販売管理者』の資格取得です。酒類を扱う販売所には、必ず、この『酒類販売管理者』の認定を受けた者が居ないといけないのです。もし、居ない場合は、6月からの法改正によって、最悪の場合、酒類販売免許の取り消し処分となってしまいます!また、車の運転免許証と同じく、3年に一度は研修を受けないといけないのです。

画像

それほどまでに厳格な『酒類販売管理者』の役割は、酒類の販売業務に関する法令の規定を遵守するように助言と指導を行うこととされています。酒類の商品知識を持つことは勿論の事、酒類の販売業務に関する様々な法令に関する知識も持ち合わせる必要があるんです。え!酒屋が守る法令って、どんなものなの?と、思う方のために簡単にご紹介させて頂きます。

大きく分けて6種類の法令があります。お酒には税金が含まれているので、仕入れや販売の記帳義務を始めとした『酒税法』とお酒の陳列に関する『酒類業組合法』、産地情報の伝達に関する『米トレーサビリティ法』、未成年の飲酒防止や酒類の自動販売機の撤廃などに関する『未成年者飲酒禁止法』、販売の公正な取引に関する『独占禁止法や景品表示法』、そして、ポリ袋や空き瓶、等の環境に関する『容器包装リサイクル法』などとなっています。

画像

以上の様に、『商品知識』と『法令知識』の両方を習得したうえで、お客さま方にお酒の魅力やお酒を飲むことの楽しさを伝えていくのが酒屋のやるべきことではないかと思います。今回は、約二時間の研修となりましたが、改めて酒屋という仕事の大切さを実感する良い機会となりました。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『大人の嗜好品』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/27/201702-article_27-html/

『ザ・サードプレイス!お酒のワンダーランドを目指しています!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/08/08/201508-article_8-html/

『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/01/09/201701-article_9-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別