皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

ゴールデンウイークに入り好天に恵まれたこともあって、帰省先に持って行くお酒や自宅で友人やご家族と飲むお酒をお買い求めになる方がご来店してくださっています。日差しが眩しく、気温が上がってくるこの季節は、キリリと冷えた日本酒やワインが飲みたくなってきます。

そこで、『冷やして美味しく飲める赤ワインはありますか？』というご相談事を受けたりします。白ワインは冷やして、赤ワインは常温で、もしくは冷やさないで飲む、という物だと思っている方が多いんです。つまり、赤ワインを冷やして飲むのは邪道だと思われているみたいなんです。そこで今日は、これからの季節、赤ワインもキリリと冷やして楽しみたいという方におすすめの赤ワインをご紹介したいと思います！

４月４日のブログ『春のワインは、もも色、ロゼ色、ピンク色！』の稿でご紹介したように 今年の春は業界を挙げて『ロゼワイン』を取り上げています！しかし、ロゼワインではなくて、赤ワインが良いんだよね～、という方が多いのも事実です。実は、私も暑い日に赤ワインが飲みたくなった時には、冷やして飲んでいるんですが、何でも良いと言う訳ではありません！

その時に注意したいのが、『ブドウの品種』なんです！皆さんがよくご存知の『ボージョレ』などは、暑いときには冷やして飲んだ方が美味しく感じられます。このワインに使われているブドウの品種は『ガメイ』と言うものです。他にもイタリアワインに使われている『サンジョベーゼ』というブドウも冷やして飲むのに向いています。

中でも、私一押しのワインが、国産の『マスカットベリーＡ』というブドウを使った赤ワインです。イチゴのような酸味を伴った軽やかな甘みと、サッパリとした後口が、冷やすことでより際立ち、スッキリとした飲み口を楽しむことができます。勝沼のイケダワイナリーさんやソレイユさんが造る『マスカットベリーＡ』の赤ワインは特にバランスが優れています。

冷やしたワインをそのまま味わうのも良し、氷を入れたグラスにワインを注いで楽しんでも美味しく味わう事が出来ます。もし、赤ワインを冷やしたり、オンザロックで飲みたいと思った時は、ブドウ品種に気を付けて選んでみてはいかがでしょうか？

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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