皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

勝沼ぶどう郷のワイナリー巡り、二軒目の訪問先は、勝沼の中でもワイナリーが集中しているエリアにある『イケダワイナリー』さんに伺いました！ワイナリーへ伺う際に乗ったタクシーの運転手さんに行先を告げた所『イケダワイナリーさんとは、また、随分と渋い所に行くんですね～！』と言われました。イケダワイナリーさんは地元のワイン通の間でも最近評価が高くなっているんだそうです。

池田さんとはワイナリーの創業以来、約20年のお付き合いをさせて頂いています。その当時は自宅の庭先に建てた小さな作業場でワイン造りをされていましたが、数年前に念願だったワイナリーを現在の場所に建てられました。建物の壁面には鮮やかなブドウの絵が描かれているので、通りを歩いていると真っ先に目に飛び込んできます。

現在、建屋の向かいには新たにワインの貯蔵庫を建設していました。これが完成すると、ワインの貯蔵・熟成の環境が良くなり、更なる品質の向上に期待が持てるとおっしゃっていました。早速、池田社長に工場の中を案内していただきました。今の時期はワインは造っていませんが、新たに導入したタンクやワイン樽など、この時期ならではの詳しい説明を聞くことができました。造りの真っ最中では、ゆっくりと話をすることも出来ませんからね・・・(笑)

この日も商品のラベル貼りの作業が行われていたとの事で、一本ずつビン詰めして、コルク栓を打ち込み、ラベルを貼ってから検品して箱に詰める工程を説明して頂きました。どの作業にも人の手を必要とし、手間がかかっているのだと改めて実感しました。その後、テイスティングカウンターに移動して、現在販売されている物を中心に13種類のワインを頂きました。しかも、こちらの試飲コーナーでは、誰でも一人500円でワインを試飲することができ、ワインを購入した方には返金していると言うのですから、申し訳ない位に良心的だと思いました。

一番最初に飲ませて頂いたものは『Ｂブラン甲州』という名前の一升瓶ワインです。なんでも、『Ｂ級グルメ』から名前のヒントを得たとか・・・！地元勝沼では、酒と言えばワインだそうで、地元の方たちはお手頃価格の一升瓶ワインを日常的に楽しんでいるんだそうです。他にも、最近出荷されたばかりの最新の2016年ヴィンテージのワインを数種類飲ませて頂いたところ、今までよりも果実の香りと風味が増していて、格段に酒質が良くなっていたんです。池田さん曰く、搾りの方法を変えるなど、いくつかの新しい試みをしたそうで、2016年の物には期待が持てそうです！

その後、事務所の二階に新たに設けたゲストルームで様々な話を伺ったあと、外からは分からなかったステンドグラス風のガラス窓の前で記念写真を撮りました。限られた時間の中でも池田さんと沢山お話をさせて頂きました。そのお話をここで一度にご紹介しきれませんので、今後、機会を見つけてお話ししたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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