店主の独り言

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2017.05.18
『甲州ワインフェアを開催しています!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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初夏の爽やかな陽気には、清涼感のあるスッキリとした飲み口が楽しめる『白ワイン』が欲しくなってきます!という事で、現在、店内では『甲州ワインフェア』を開催しています。甲州ワインと聞くと、山梨県の勝沼で造られているワインの事を想像されるかと思いますが、甲州は甲州でも、ブドウ品種の『甲州種』で造られたワインにスポットを当ててみました。

今回、皆様にご紹介する『甲州種』で造った白ワインは、4ワイナリーの12銘柄です!あまり聞き覚えのない方も多いと思いますが、『甲州種』は日本を代表するワイン用ぶどう品種として、今、世界から注目を集めているんです。甲州種の栽培がはじまったのは718年とも1186年とも言われるほど、その歴史はとても長く、食用からはじまり、その後はワイン醸造用へと進化したブドウ品種なんです!

ブドウの房はやや細長く、ブドウの実は中くらいの大きさで、皮の色は薄い藤色ともピンク色とも言える淡い柔らかな色合いです。皮が薄く柔らかいので、太陽の光に照らすと中に果実が透けて見えて、とても綺麗なんですよ~。ですが、この甲州ブドウは甘味や酸味が少ないために、香りが弱く、味わいの薄いワインになりがちなんです。

しかし、近年では醸造技術の進歩やブドウ栽培の進化によって、様々な個性あふれるワインが生み出されています。その様な素晴らしい造り手によって生み出された『甲州種』の白ワインの中から厳選して、『甲州ワインフェア』を開催することにしました。甘口の物から辛口の物、スッキリとした口当たりの物やしっかりとしたコクのあるものなど、様々な味わいのワインをそろえています。

ブドウの収穫時期を遅らせて糖度を高めた『イケダ・遅摘み甲州』は、甘味というより
旨味を感じる味わいです。また、キレのある酸味と爽やかな香り、ほのかなガス感を感じる清涼感のある飲み口を生み出した『シュールリー』タイプの物には、『ロリアン勝沼甲州』や『フジクレール甲州シュールリー』があります。樽を上手に使う事で、コクと後口のキレを生み出したものには『ソレイユ千野甲州』や『イケダ・グランキュヴェ甲州』などがあります。

今回ご紹介した『甲州種』以外にも、デラウェア、ナイアガラ、マスカット・ベーリーAなど、他の国にではあまりワイン造りに使用されることのないぶどうを使って、独自性の高いワイン造りが行われています。先日、勝沼のワイナリーに伺った時にも、『ホール・バンチ・プレス』という製法で、より果実味のあるワイン造りが行われていました。今後の『甲州ワイン』からは目が離せませんね!

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イケダワイナリー
樽熟甲州辛口1,500円、甲州遅摘み甘口1,500円、
 セレクト(辛口)2,100円、甲州エクセレント甘口2,000円、
 グランキュヴェ甲州(辛口)3,000円
 イケダ甲州Bブラン辛口(1.8ℓ)2,300円

フジッコワイナリー
 フジクレール甲州シュールリー辛口1,500円、
 クラノオト甲州辛口(無濾過、微炭酸)1,500円

白百合醸造
 ロリアン勝沼甲州(辛口)1,850円

旭洋酒
 ソレイユ・クラシック(やや辛口)1,468円
 ソレイユ甲州(辛口)1,890円
 千野甲州(辛口)3,024円

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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