皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

朝からの雨も上がり、素敵な『はな金』を迎えることができそうですね！あ～、今は『プレミアムフライデー』と言うんでしたっけ・・・。早めに仕事を終えた方が街に繰り出されているのでしょうか？それともお気に入りのお酒を買って、自宅でゆっくりくつろぎながら飲まれているのでしょうか？、

さて、今世の中に出廻っている日本酒には『夏酒』の様に季節感を演出した味わいの物もあれば、シュワ・シュワとしたガスの入ったスパークリングタイプの物、甘酢ぱい味わいの物など、実に様々な味わいの物が存在しています。その結果、日本酒はこうあるべきだ！というような日本酒に対する人々の固定観念が薄れ、日本酒の多様性が広がってきたように感じます。

このような現象はむしろ日本酒業界にとって喜ばしいことだと思います。本来、日本酒には色々な味わいがあってしかるべきだし、蔵元の個性が感じられるお酒がもっと出てきても良いと思っています！そんな中、地元の明利酒類さんから蔵元の未来を担って造られたお酒が登場しました。

それが『水府自慢・純米大吟醸・10号』。通称『ナンンバー10(テン)』と言います！以前のブログでもお話ししたように、明利酒類さんは『協会10号酵母』発祥の蔵元であり、吟醸酵母『M-310』を開発した事でも知られています。その10号酵母発祥の蔵元が満を持して造ったのが、この『ナンバー10』です。ラベルの中央にはキラキラと光り輝く『10』の数字があしらわれています。

その味わいの特徴を一言で表現すると『柔らかな甘みと軽やかな飲み口』のお酒です。すぅ～と口の中に入ってきたかと思うと、柔らかな甘みが広がり、上品なコクと切れのある酸味が爽やかな後口を演出してくれます。

ナンバー10と聞くと、サッカーのエースナンバーが思い浮かびます。あの、サッカーの神様と言われたペレもこの10番をつけていました。チームの司令塔でもあり得点力を兼ね備えた者だけに付けることが許された番号です。また、ラグビーに於いても10番はスタンドオフというチームの司令塔の役割を担っており、ゲームの勝敗にも大きくかかわってきます。

この『ナンバー10』にも、是非、蔵元のエースとして沢山の日本酒ファンに愛される存在になって欲しいと思います。

追記：2017年6月23日　『水府自慢　ＮＯ．10』のその後・・・。

水戸の明利種類さんから、『水府自慢・純米大吟醸　10号酵母』、通称『ナンバー10』が発売されてから、一ケ月が経ち、さまざまな方面の方々からお問い合わせを頂くことが多くなってきました！

昨年の暮れから試作を繰り返すこと、何と！　4回目にして杜氏の意図する味わいの物が出来上がりました！

その、完成版ともいえる、今回の『Ｎｏ.10』の味わいは、今流行りの甘くて酸味があるものとは、ちょっと毛色が違っていました。最初の口当たりは、軽やかで、ほのかな甘みもあり、一見すると軽くて飲みやすい酒！と、思われてしまうところですが、時間をかけても味わいがぶれないところに、今回の凄さがあるんです！

年間を通して飲んで頂けるように、芯のしっかりとしたお酒を造ったのが、飲むことでお分かりにあると思います。最初は興味本位で飲んでも、飲み飽きして、いつの間にか、飲んでもらえなくなってしまっては、意味がありませんからね(笑)

しかも、『10号酵母』発祥の蔵でもある、明利種類さんが、初めて、お酒のラベルに『10』の文字を入れるくらい、蔵元の本気度が伺えます。

お酒の旨さとは、コクがあり、キレが良く、飲み飽きしないことにある！とよく言われるように、いろいろな方々に、長く飲んで頂けるようなお酒になってほしいと思っています。

今日も、蔵元の営業さんが、保冷バックに入れた『水府自慢・純米大吟醸・Ｎｏ.10』を大切に届けてくれました！

発売当初よりも、さらに美味しくなっていることでしょう・・・

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

水府自慢・純米大吟醸・10号 720ml 1,600円　1.8L　3,000円（税別）

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