店主の独り言

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2017.06.09
『黒糖焼酎で造る、絶品梅酒!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は梅雨の晴れ間の良いお天気でしたね。梅の名所として知られる水戸の偕楽園と弘道館では昨日、毎年恒例の『梅の実落とし』が行われました。落とされた梅の実は偕楽園公園センターで明日10日の朝から販売されるそうです。

今年の収穫量は、花が咲く時の天候不良などの影響から、ここ15年の間で最も少ないそうです。私が子供のころは至る所で見かけた梅林も時代の変化と共にその姿を消しつつあります。そんなこともあってか、毎年沢山の方が早朝から並んで、梅の実落としの梅の実を買い求めています。それだけ、水戸の人々には自家製の梅酒作りが生活になじんでいるのだと思います。

そして、梅の実が収穫されると、自然と梅酒に関するお問い合わせが多くなってきます。
そこで今日は、ちょっとだけ上質な梅酒作りについてお話ししたいと思います。通常だと、梅酒作りには、ホワイトリカーと呼ばれる35度の甲類焼酎と氷砂糖を使いますが、それだと美味しく飲めるまでに何年もかかってしまいます。また、近年の健康志向から、糖分を気にする方が多くなってきています。先日も、砂糖を使わずに、比較的早い時期から美味しく飲める梅酒に関するお問い合わせを頂きました。

その様な時にお勧めするのが、『黒糖焼酎』を使った梅酒作りなんです。黒糖焼酎を使う事で黒糖の甘い香りを生かしながら、糖分ゼロの梅酒を作ることができます。もちろん、その時に氷砂糖は使いません。しかも、一般的な焼酎に比べて、アルコール度数の高い商品が多いので、品質や保存に関する心配がないのも嬉しいですね!

色々ある黒糖焼酎の中でも、香りの甘さが際立っている物を三つご紹介させて頂きます。龍宮の銘柄で知られる富田酒造さんが造る『龍宮・らんかん44度』。長雲の山田酒造さんが造る『一番橋30度』。ルリカケスラムで知られる高岡醸造さんが造る『神酒(おみき)50度』は、これだけでも十分美味しいので、梅酒に使ってしまうのは勿体ないなぁ~と、思われるかもしれませんが、この酒を使うことで、極上の梅酒を作ることができるのです。

早ければ、漬けてから3か月くらいで飲めるようになるので、今年の秋には極上の梅酒を味わうことができるかもしれませんね!今年はちょっとだけ贅沢な梅酒を作って見てはいかがでしょうか・・・。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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