- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今日は、山梨県で『ソレイユ』を造っている旭洋酒さんから待望のワインが届いたので、早速味わってみることにしました!今回到着したのは『ソレイユ千野甲州・ノンバリック』と『ソレイユ・グルペット・ブラン』の2016年、どちらも最新ヴィンテージです。この『グルペット・ブラン』は、国産の『ソーヴィニヨン・ブラン』を主体に造られています。無類のソーヴィニヨン・ブラン好きの私にとっては、非常に気になる存在で、先月、蔵元様からご案内を頂いてから、届くのを首を長くして待っていました。
ところで、皆様も気になっているかと思いますが、ワインの名前に付けられている『グルペット』について先にご説明いたしますね。『グルペット』とは、このワインのブドウを栽培している山上直氏の『グルペット農園』の名前から付けられたものなんだそうです。山上氏はワイナリー勤務を経て独立し、ワイン用ブドウ栽培を生業とするフリーのヴィニュロン(ブドウ栽培家)として活動されています。そしてこのワインは、その山上氏が標高約800mの山あいで2007年から栽培するソーヴィニョン・ブラン種を主体に造られています。ちなみに、『グルペット』とは、イタリア語で自転車レースで先頭集団から外れた選手たちが、協力して時間内ゴールするためにつくる集団を意味しているそうです。
話を戻しますと、今回の『グルペット・ブラン2016』の生産本数は556本と、とても少ないので、私も心して味わいたいと思います。と、その前に、蔵元様のコメントを引用すると『どっしりとした酸に溶け込んだ果実味があり、タイ料理などののエスニックとも相性が良いです』と書かれていました。タイ料理と言えば、パクチーが思い浮かびますが、私もみどりさんも得意ではないので、今回は餃子を頂くことにしました(汗)
グラスに注がれたワインからは爽やかな柑橘系の香りが立ち上ってきます。それは、甘くジューシーな物ではなく、レモンやライム、カボスなどの酸味の利いたものです。続いて口に含むと、上品な酸味が広がり、ブドウを丸ごと頬張った時に感じるブドウの皮と種の軽い渋味も感じました。その後、果実の瑞々しい甘さと酸味が全体をまとめ上げ、キレのある酸味が後口の爽やかさを醸し出してくれました。
時を同じくして山梨から送られてきた朝採れのトウモロコシを焼いて醤油をかけた味わいとは、抜群に美味しかったです!しっかりとした酸のキレを持ちながらも、重くない味わいは、食事を楽しみながら味わうのには最高です。機会を作って、また味わってみたくなるワインでした!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
グルペット・ブラン2016 720ml 2,916円(税別)
生産本数556本
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