- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の『度胸で仕入れ、情熱で売る酒屋』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
昨日は、当店の初めての試みとなる『日本酒勉強会』を、水戸の明利酒類さんの別春館にて開催させて頂きました。今回は日本酒に含まれる『香りと味わい』について、明利酒類さんの技術顧問を務めている中嶋則行先生から、お話が聴けるという事で、参加者の皆さんは緊張した面持ちで集まっていました!
まず勉強会の冒頭に、清酒の風味についてふれ『清酒の美味しさはコクがありキレが良く飲み飽きしなことにある』という話から始まりました。コク味、キレ、飲み飽きしない味わい、それぞれについて専門的な見地からちょっと難しい話や具体的な例を挙げてどんどん本題へと進むにつれて、皆さんが話に聞き入っていくのを感じました。
途中、酒類鑑定官の歴史やワインの醸造に関すること等を織り交ぜながら、酒造りの話に移ると、キモト造りや速醸(そくじょう)造りと言った、酒造りの専門用がバンバン飛出し、続いて発酵の話では酵母や酒米が与える影響など、より高度な話へと進み、まるで大学教授の授業を受けているみたいで、ノートに記録するだけで精一杯でした(笑)それでも、ところどころに笑いが起こるなど、緊張感のある中にも和やかな雰囲気を感じる講義となりました。
中でも、特に皆さんの興味を引いたのが、酒類鑑定官ならではの『利き酒』の方法でした。何しろ全国新酒鑑評会などでは800点にも上るお酒の香りや味わいを評価していかないといけないのですから、実際の鑑定官の方々は一体どのようにしているのか、知りたくなるのは当然です。口に含むお酒の量は3ccから5cc位がちょうどよい事や途中に水で口を漱がない事や利酒し始めて11点め以上のお酒からがやっと味わいが分かるようになってくる、と言った、現場の第一線で活躍されてきた方からの話に、皆さん圧倒され、感心されていました。
一通り基本的な事を勉強した後は、いよいよ実際に香りと味わいの体験会です。4つの良い香りと12の悪い香りを含む16種類の代表的な香りを資料に基づいて嗅ぎ分けて行きます。続いて、6種類の味わいを順番に味わい自分の苦手(感じ難い)な味わいを見つける体験もしました。ちなみに私の場合は、ブラックコーヒーを普段から飲んでいるので、『苦味』に対して鈍感だったようです。
座学と体験会を含めた2時間半の講義はあっという間に終わり、興奮冷めやらぬまま水戸駅前の『忍屋・水戸駅南本店』さんで『反省会&懇親会』に突入し、さらに熱い酒談義が繰り広げられたことは言うまでもありません・・・。最後になりましたが、このような素晴らしい機会を創って下さった明利酒類さんと中島先生に、厚く御礼申し上げます。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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