店主の独り言

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2017.06.16
『酒蔵が造った、日本酒仕込みの梅酒』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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私の住む水戸では、今の時期になると一斉に梅酒を作りだす方が多くなります。梅酒を飲むのが好きだと言うのもありますが、それ以上に梅酒を作るのが好きな方が多いんです。そのため、梅酒を作るためのお酒(焼酎、日本酒、ブランデー、等々)は売れるのですが、既に出来上がっている梅酒をお買い求めになる方は、思った以上に少ないんですよ~!

やはり、自分で作った物が一番美味しいらしく、そのため梅を漬けるお酒にもそれぞれのこだわりが感じられます。先日のブログでもご紹介したように、最近では砂糖を使わない代わりに、甘い香りが楽しめる黒糖焼酎で漬ける方が多くなってきました。さらに、上級者ともなると、『日本酒』で梅酒を作る方もいて、どのような日本酒で漬けたら良いのかご相談を受けることがとても多いんです!

そこで今日は、梅酒作りに向く日本酒のタイプと日本酒の蔵元が実際に造っている梅酒についてお話ししたいと思います。まず、ご家庭で日本酒仕込みの梅酒を作る際には、冷蔵庫での保存をお勧めしています。日本酒は焼酎に比べてアルコール度数が低いために、室温で保存すると傷む可能性があります。また、使う日本酒は、火入れ(熱処理)されたもので、出来るだけアルコール度数の高い物を選んでください。ちなみに、日本酒の場合は18~19度位が目安となります。

それだけ、日本酒仕込みの梅酒は美味しく作るのが難しいという事なのですが、実際に蔵元様から発売されている『日本酒仕込みの梅酒』をいくつかご紹介したいと思います。まずはじめに、今年で発売10周年を迎える日本酒仕込み梅酒のパイオニア的な存在、奈良県の梅乃宿酒造さんが造る『梅乃宿・あらごし梅酒』。この梅酒の発売を機に、日本酒蔵の梅酒に注目が浴びたと言っても過言ではありません。

続いて、地元茨城県からは大洗町の月の井酒造さんからも日本酒で造った梅酒があり、中でも、オーガニック日本酒『和の月』で漬け込んだ『和の月・梅酒』は砂糖を使わないとても珍しい無糖タイプの梅酒です。一方、常陸太田さんの『白加賀』を黒糖で作った、岡部酒造さんの『うめざかり』は爽やかな梅の酸味と上品な甘みが楽しめます。

そして最後は、純米酒で仕込んだとっても贅沢な梅酒です。山形県の杉勇さんが造る『赤福助・超辛口梅酒』は微糖タイプなので、さっぱりとした味わいが好みの方にとても人気があります。梅の本場、和歌山県の『黒牛・純米梅酒』は、南高梅を焼酎で漬けたものを、純米原酒とブレンドしたハイブリットな梅酒です。自家製梅酒が出来上がるまでは、日本酒の蔵元が造る『日本酒仕込み梅酒』を楽しんでみてはいかがでしょうか!

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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