- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
南国沖縄では、本日梅雨明けが発表され、いよいよ本格的な夏の到来となります!そんな中、九州は大分県の焼酎蔵から心温まる季節の便りが届きました。文面の冒頭には『麦秋のみのり・・・、今年の宇佐平野も黄金色に染まって参りました。宇佐産のハダカ麦も順調な様で・・・、後は、私達、造り手の能力にかかってきている。』と書かれていました。
『麦秋』と書いて『ばくしゅう』と読みますが、秋の事だと思った方もいるのでは・・・。実はこの『麦秋』は初夏を意味する言葉で、私供でお付き合いさせて頂いている麦焼酎の蔵元様から届く手紙には度々登場してきます。秋に見る稲穂がたわわに実った黄金色の景色も良いですが、この季節に見る麦の黄金色の絨毯も壮観なのでしょうね~!
そして、この手紙には続きがあります。その内容からは、造り手ならではの酒造りにかける思いを感じ取ることができました。『能力とは、・・・努力×基本であると思う。どれだけ努力しても、基本がゼロだと、能力もゼロ・・・。だから、基本を、1でも2でも確実にする。同じ努力でも基本次第では、能力は変わる・・・』と綴られていました。
私も常々、『努力する才能を磨き続けたい』と思って生活していますが、今回の手紙に書いてあった『基本』について、改めて『酒屋の基本』について考えてみました。まず第一に大切なのが『商品知識』です。商品の事を熟知していることは勿論の事、お酒に関する様々な知識を持つことはとても大切なことだと思います。そして、自分の店で扱っている蔵元様の背景や考え方を知り、御来店下さるお客様の好みや要望を知ることが、酒屋にとっての基本だと思います。
話がそれましたが、今回の手紙は季節限定の麦焼酎に添えられていたものです。『道中(どうちゅう)』という銘柄の麦焼酎を造っている大分県の常徳屋酒造場さんから年に二回発売される季節限定の麦焼酎で、今回は夏バージョンの『道』が発売されました。宇佐産のハダカ麦(通称:宇佐ぼうず)を、黄麹と白麹で仕込み、ホーロータンクで4年間熟成させた、華やかな果実の香りを持つ爽やかな味わいの麦焼酎で、これからの季節にピッタリの味わいです。
そして、秋にはまた違う中身の物が『中』として発売されます。つまり、『酒造りも、まだ、道・・・中ば、・・・ですが、精進していきます・・。』と言った、蔵元の想いが込められた商品でもあるんですねぇ~!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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