皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

今日は、この夏から新たに当店のメンバーに加わった日本酒『伊予賀儀屋（いよかぎや）』さんをご紹介したいと思います。『賀儀屋』の愛称で呼ばれることの多いこの銘柄を造っているのは、四国の愛媛県にある成龍（せいりょう）酒造さんという蔵元さんで、その歴史は古くは1877年創業にさかのぼります。

実は、私の店では今まで四国の蔵元様とのお付き合いが無く、『伊予賀儀屋』が初めてなんです。このご縁を繋いでくれたのが、以前ブログでもご紹介させて頂いた『伊吹いりこのめんつゆ』を造っている蔵元の桑村さんなんです。物つくりに妥協を許さない彼が太鼓判を押すくらいの蔵元なので、私からも是非にとお願いさせて頂いたのが始まりです。

今年の５月末に、成龍（せいりょう）酒造さんの首藤（すとう）さんの方から水戸にお越しいただきました。ご紹介下さった桑村さんもイケメンなんですが、須藤さんも負けず劣らずのカッコ良さにびっくりしたほどです(笑)お話しぶりもとても誠実で真面目な好青年の印象を受けました。蔵元の歴史や現在のお酒造りの事、自分たちの考え方やこれから蔵が向かっていく方向性など、様々な事を伺う中で、自分たちの立ち位置をしっかりと持った蔵元なんだという事が感じられました。

そして、蔵元のパンフレットに書かれた『酒は夢と心で造るもの』と言う言葉からも、酒造りにかける熱い想いが伝わってきます。私が新しい蔵元様とお付き合いを始めるときには『親戚のような末永いお付き合いをしよう』と常々思っています。お酒は人が造る物、その人、その土地だからこそ生み出せる味わいがあり、その為にも酒造りにかける想いや考えがぶれない人であることがとても大切だと思っているからなのです。

『伊予賀儀屋』のお酒を一言で表現するとしたら、『究極の食中酒』という言葉がぴったり来ます。色鮮やかな今風のラベルから想像する華やかな香りは無く、お酒だけで飲むとどこか無骨なイメージの味わいですが、食事と合わせることでお酒の旨味が引き出されてきます。そこには、本生の若いものよりも、熟成した円やかな味わいのお酒を飲んで欲しいと言う蔵元の想いが込められています。

３人の若き蔵人たちの想いが詰まった、夏を彩る『伊予賀儀屋』の季節限定品、『空色ラベル』『サンシャイン』『花火ラベル』の三種類が今回入荷してきました！今後少しずつ商品が増やして行きたいと思っています。今度は私たちが愛媛に行きますので、その時はよろしくお願いします。合わせて本場のうどんを食べるのを今からとっても楽しみにしています(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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