店主の独り言

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2017.07.17
『蔵元の愛情が詰まった紫芋の焼酎、パープルタイガー!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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皆さんは『種子島ゴールド』と聞いて、何を想い浮かべますか?実は、『サツマイモ』の名前なんですよ~。種子島と言ったら、小学校の教科書で鉄砲伝来の島として紹介されていましたが、現在はロケットの発射基地として知られ、茨城県のつくばと共に日本の宇宙開発の前線基地なんです。

その種子島は、もちろん鹿児島県で、鹿児島本土からは、プロペラ機や高速船を使うとあっという間に行くことができます。私も何度か『弾丸ツアー』で行ったことがありますが、海がきれいだったのがとても印象に残っています。その種子島の真ん中あたりで芋焼酎を造っているのが、今日ご紹介する『四元(よつもと)酒造』さんです。

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四元酒造さんは、家族と近所の方々で運営している地元に密着した蔵元様です。主に使っているサツマイモは地元産の『白サツマ』という品種ですが、この蔵元を語る上で忘れていけないのが『種子島ゴールド』という紫芋なんです。今では、栽培の難しさと需要の減少に伴って、栽培する農家さんがいなくなってしまったために、蔵元自らが芋の栽培を行っています。

様々な種類の紫芋の中でも、香りの華やかさと甘い香りで抜きんでている『種子島ゴールド』は外側の見た目の白さとは裏腹に中を割ってみると色鮮やかな赤紫色が目に飛び込んできます。四元社長を始めとした女性従業員さんたちの『臭くない芋焼酎を造りたい!』と言う気持ちから生み出された商品は、『パープルタイガー』や『紫育ち』として沢山の芋焼酎ファンに愛されています。

色鮮やかな赤紫色だった醪も、蒸留されて無色透明となりますが、果物を思わせるフルーティな香りはしっかりと感じることができます。その酒造りの要ともいえる杜氏が蔵元の次男坊『四元教典』さんです。口数は少なめですが、種子島ゴールドの特徴を知り尽くした者だからこそ生み出すことができる味わいだと思っています。

最初の写真は、以前蔵元様にお邪魔した時に、事務所の前で撮った物です(もう随分前になりますね~。私が若い!!)その後、東京で一緒に飲む機会があり、島にお邪魔した時の昔話に花を咲かせていた時の写真もご紹介させて頂きます(笑)今では見かけることの少なくなった『種子島ゴールド』の芋焼酎ですが、この機会に是非お楽しみいただきたいと思います。サツマイモに対する蔵元の愛情がたっぷりと詰まった一本です!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

パープルタイガー 25度、芋 720ml 1,600円 1.8L 2,800円(税抜)
紫育ち 25度 芋 720ml 1,400円

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