店主の独り言

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2017.07.19
『本土最南端のウイスキー蒸留所に行ってきました!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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九州縦断蔵元めぐり最初の訪問先は、本坊酒造『マルス津貫蒸留所』にお邪魔してきました!昨年の秋に満を持して開業したウイスキーファン大注目の蒸留所なんです。マルスさんはすでに長野県の駒ヶ根にウイスキーの蒸留所を持っていますが、その駒ヶ根とは対照的な温暖な地から生まれる新しいタイプのウイスキーに期待を寄せられています。しかも、薩摩半島南西の山間にある南さつま市加世田『津貫』は、1909年に芋焼酎を造り始めた本坊酒造発祥の地です。

鹿児島空港からは、車で約一時間と交通の便が良くないところですが、今回は幸運にも地元の友人が送迎してくれ、念願かなったと言う訳です(笑)ご厚意に感謝です。津貫は山々に囲まれた盆地のせいか、こちら関東では感じたことの無い強い日差しと暑さの中、まずは『旧蒸留塔』から見学させて頂きました。

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重厚な扉の中には、マルスさんの歴史が一目で分かる資料館となっています。中でも目を引いたのが、見上げるほどの高さの『スーパーアロスパロス蒸留器』。あまりの大きさと高さに、見上げてもてっぺんが見えませんでした。続いて、津貫蒸留所の心臓部『ウイスキー蒸留塔』へ。真新しいポットスティル二基が光り輝いていました!建物内の中二階からは発酵タンクなどが見渡せ、ウイスキー造りのビデオ映像が上映されているので、初めての方でも分かりやすいです。

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事務所脇に建つ石蔵の樽貯蔵庫には、蒸留したての原酒が詰められた樽や長期熟成の貴重な樽が所狭しと積み上げられてており、芳醇な香りが蔵内に充満していました。今まで、色々なウイスキーの蒸留所を観てきましたが、この津貫蒸留所はとてもコンパクトな設計で見学しやすく、何と言っても歴史を感じさせてくれる点では、テーマパークのような印象です!

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そして、この津貫蒸留所のもう一つの見所が、本坊家旧邸をそのままBARやショップとして使っている『寶常(ほうじょう)』です。立派な日本庭園を眺めながら、落ち着きのあるアンティーク家具に包まれた空間は、日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。ここで、マルスさんのお酒を飲むだけでも十分に価値があると思います。ここのBARで、残りわずかな30年物や津貫エイジングのシングルモルトなど4種類のウイスキーを楽しませて頂きました。

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ウイスキーファンならば、一度は訪れたい『津貫蒸留所』ですが、その際には、是非『寶常(ほうじょう)』に立ち寄ることをお勧めいたします!最後になりましたが、お忙しい中親切に対応して頂いた、内田様と田中様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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