- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
さぁ~、それでは繁桝さんの仕込み蔵の中をご紹介させて頂きます。と、その前に、広い敷地の中には『仕込み蔵』のほかに、4つの建物がありますので、そちらから先にご説明したいと思います。まず、正門を入って左手直ぐの所にある建物は、酒米を精米する『精米所』です。最新鋭の精米機が二台あり、酒造りの最盛期ともなるとこれでも間に合わなくなるそうです!
そして、その隣の比較的新しい建物が事務所で、二階には40名位は入れるであろう大きなホールとなっていて、蔵元見学会の時やセミナーなどに利用されているそうです。この日も、蔵も紹介と酒造りの工程を映した、中川社長の自作DVDを見せて頂きました。本当に良くできていて、勉強になるので、私の店にも一枚欲しい!と、お願いしてきました(笑)
事務所の建物を横目に敷地の奥の方には、大きな冷蔵庫が収められた倉庫が二つ建っています。それぞれ、違う温度帯でお酒を瓶貯蔵しており、今の時期は、出荷を待っているお酒が入口のところまでうず高く積まれていました。こんなに大きな冷蔵倉庫を見る事は少なく、しかも同じ規模の物が二つもあるなんて、蔵元の貯蔵管理に対する意識の高さを改めて感じました。
そして、正門を入って右手に建つ木造の平屋建ての建物が、創業当時から使われている繁桝さんの心臓部『仕込み蔵』です。入ってすぐの所は、お米を蒸したりお酒を搾ったりするスペースとなっており、3つの大きな槽とヤブタ式の搾り機があったのにはびっくりです!現在は奈良漬と梅酒の作業場となっていましたが、来季の酒造りに向けて新兵器(蒸し器)が投入されるそうです。
蔵の中を奥に進むとレンガ造りの麹室が2つあります。私はレンガ造りの麹室を見たのは初めてで、その広さにも驚きました。その向かいには、鑑評会用のお酒を貯蔵している木造製の冷蔵庫があり、まったく驚きの連続です・・・。さらに、奥へ進んでいくとこれまた広いスペースが現れ、仕込みの期間中は『酒母室』として使われるそうで、さらに、温度管理のできる『サーマルタンク』が6本も設置されていました。
余裕すら感じる広い空間の仕込み蔵の中は、十分な品質管理が出来る最新の設備と蔵元の歴史の重みを刻んできた道具たちが融合した素晴らしい空間でした!駆け足で見て回った後は、地元で評判の『寿司割烹・立花』さんで、中川社長、田代常務、と共に楽しいひと時を過ごしました。今度は、お酒造りが始まった頃に是非お邪魔したいと思います!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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