店主の独り言

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2017.08.08
『ワインの常温って何度ですか?』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は台風の影響からか、気温が高いうえに湿度まで高いムシムシとした不快指数200%の一日となっています。こんな日には、キリリと冷えたスパークリングワインや白ワインがスッキリ!サッパリ!としてお勧めです。気分リフレッシュですよ。そこで今日は、先日の国産ワイン勉強会の席でも話題になった『ワインの常温』についてお話ししたいと思います!

皆さんも一度は『白ワインは冷やして、赤ワインは常温で飲みます』といったような言葉を耳にしたことがあると思います。では、『白ワインの冷す』と『赤ワインの常温』とは、一体何度だと思いますか?ここで言う『赤ワインの常温』とは、16度から18度の事を意味していることが多いんです。この16度から18度というのは、夏は冷たく、冬は温かく感じる温度なので、季節によって感じ方が変わってきます。ですので、夏に赤ワインを飲むときに、赤は常温だからと暑い室内に置いたままの状態のワインを飲んだとしたら、それは生ぬるくて、美味しくは感じられないはずです。

つまり、『常温=室温』ではありません。赤ワインは冷しちゃいけないと思っている方が多いですが、夏に飲む赤ワインは冷やさないと美味しくないんですよ!酒屋さんやレストランなどのワインセラーは、大体この温度(16度から18度)に設定されていることが多いんです。また、親切なワインのラベルには『飲み頃の温度』なるものが記載されている場合があるので、機会がありましたら気を付けて見てみてください。

それでは、白ワインは何度くらいに冷やせば良いのでしょうか?代表的なワインのお勧めの飲み頃の温度をご紹介したいと思います。ガスを含んだスパークリングワインなら4度~6度位、スッキリとした白ワインなら6度~10度位、しっかりとした味わいの白ワインなら10度~12度位です。そして赤ワインは、フルーティで軽やか味わいの赤ワインならば12度~16度位、しっかりとしたコクを持つ赤ワインならば16度~18度位と言った感じです。

しかし、ワインの温度を測りながら飲むなんて大変ですよね!そこで、私がオススメするのが、それぞれのワインを目安よりも少し冷やし気味にして、グラスの中で飲み頃の温度になるのを調整する方法なんです。例えば、白ワインならば飲み頃の温度になるにつれて、果実の香り出てきて、甘味やコクと言った旨味が感じられるようになります。赤ワインは、冷えている時にはサッパリとしたイメージですが、温度が上がって来るにしたがって芳醇な香りとコクが生まれ、よりしっかりとした旨味が感じられるでしょう。

ワインを飲もうと思っている方は、『赤ワインの常温は18度位』という事を覚えておくと、より一層美味しくワインを楽しめると思います!ちなみに、井戸水の温度は年間を通して18度位だと言われているそうです!あ、今では井戸水に触れる機会そのものがありませんでしたね・・・。

ワインの温度を測るのはちょっとめんどくさいなぁ~と思われた方も、ワインボトルに貼るだけの簡単温度計など、とっても便利な道具が色々出ています。ご興味がございましたら、お気軽に御相談ください。
ボトルタッチ・ワイン温度計 1,500円(税別)
バキュバン・スナップサーモメーター 2,000円(税別)
上記商品は、随時お取り寄せ可能です。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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