皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

お盆休みが明けた最初の営業日に、思いがけない方がご来店くださいました。長野県の銘醸蔵『夜明け前』で杜氏をされている佐相道宏さんです。奥様のご実家が茨城県ということで帰省されていて、長野県に戻る途中にわざわざ私どもの店に立ち寄ってくれたそうです。

夜明け前を醸している小野酒造店さんとは、私どもでお取引させていただいている日本酒の蔵元様の中でも特に長いお付き合いをさせていただいております。穏やかな果実の香りと柔らかな飲み口で、当店でも屈指の人気銘柄となっています！みどりさんもその味わいの大ファンで、お勧めする銘柄に困った時などは、『夜明け前』を選んでしまうくらいです(笑)

実は、そのお酒を造っている佐相杜氏とは、夜明け前で酒造りをする前からお互いに知っていて、数年前に夜明け前の杜氏になったと聞いた時には、これも何かの縁なのかなぁ～と、とても嬉しく感じました！それ以降は、今まで以上に蔵元や銘柄に対する思い入れが強くなり、また、自信をもってお客様にお勧めできるようになっています。

杜氏にせっかくお越しいただいたので、お伺いしたいことがいろいろとあったのですが、その日のうちに長野まで帰らないといけないということで、昨年の酒造りのことを中心にお話しさせていただきました。中でも特に印象に残ったのは、『酒造りは、本当に難しい・・、でも、それがまたやり甲斐になるんですよ～』と言った、言葉でした！

全国新種鑑評会で何度も金賞を受賞している杜氏さんであっても、毎年、毎年が挑戦であって、これが正解！というものはないそうです。特に、昨年のような難しい酒米の時などは、自分自身の技術のなさを痛感するとも言ってました。思い起こしてみれば、私が今までお会いしてきた名杜氏さんたちも、皆さん同じようなことを言ってたように思います。自分の力量を把握し、酒造りの難しさや怖さを身をもって体験してきた方ならではの重みのある言葉だと思います。

そのような酒造りの第一線で活躍されている方と、直接話をすることは、私自身にとって、大変貴重な経験であり、これからの商売に向けての自信にもなります。家族旅行中の貴重な時間に、お立ち寄りいただきまして、誠にありがとうございました。今度は、蔵元の方へもお邪魔したいと思います。最後に、『夜明け前』醸造元の小野酒造店様との出会い
について書いたブログをご紹介して、今回のお話を終わりにしたいと思います。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『夜明け前との出会い！』2016.7.17
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/07/17/201607-article_17-html/

夜明け前と親戚になりました。 2016.7.18
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/07/18/201607-article_19-html/

『酒蔵が造る、和リキュールの世界』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/06/18/201706-article_18-html/

『おもてなし水戸っぽ隊』
mito.inetcci.or.jp/omotenashi/

『大人の嗜好品』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/27/201702-article_27-html/

『ザ・サードプレイス！お酒のワンダーランドを目指しています！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/08/08/201508-article_8-html/

『新しいお酒のファンの芽が出始めました！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/01/09/201701-article_9-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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