皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

『ひやおろし』の入荷も落ち着き、片付けの方も先が見えて一段落したので、今回入荷してきたものの中から、気になる5種類の味わいを確かめてみることにしました！蔵元様の中には、荷物の中に試飲用の小瓶を同封してくれるところもあるので、販売する立場としては、事前にお酒の状態を確かめることができるので、とても感謝しています。

もちろん、香りや味わいを確認した後は、それ以上飲むことはなく、残りはご来店下さったお客様の試飲に使っているんですよ(笑)そこで今日は、今回試飲した5種類のお酒の感想と、私がどのようにしてお酒の味わいを見ているのかについてお話ししたいと思います。

まず、使用するグラスは同じ形状のものを使います。。それぞれのお酒が同じ状態で味わえるようにするためです。今回使用するグラスは、先日伺ったマルス津貫工場のバーで使っていたもので、小振りで使いやすい形状に一目惚れでして買い求めてきたテイスティンググラスです。

先日参加した日本酒の勉強会を思い出して試飲スタートです。最初は香りだけを見ていきます。軽くグラスの中のお酒を回して香りを立たせます。くれぐれも回し過ぎませんように・・・(笑)　次に口に含んで、鼻から抜ける香りと味わいを見ます。その後は、料理を食べながら相性を見たり、時間の経過とともに変わる味わいや飲み頃の温度等を確認します。そして、最後は酔い心地の確認ですね(笑)

では、今回試飲した5種類のお酒の感想をお話ししたいと思います。長野県の『夜明け前生一本ひやおろし』は華やかな香りが最初に立ち上ります。若干の味わいの若さはありますが、上品な飲み口はさすがです！続いて、愛媛県の賀儀屋さんの『月見純米』。なめらかな飲み口と穏やかな酸味は、アルコール度数の高さを忘れるほどです。同じく賀儀屋さんの『純米原酒秋上がり』は、先ほどとは対照的にパンチの利いた酸とコクが口の中に広がったかと思うと、鮮烈な香りが鼻腔を突き抜けます。

茨城県の結城酒造さんの『びぜんおまち』は、香りは穏やかですが、口に含んだ時に甘さが広がります。コクと旨味が出るにはもう少し時間が必要かもしれません。そして最後は
茨城県の岡部酒造の『うらざかり純米吟醸』。冷えているときには軽めの印象でしたが、時間の経過とともに温度が上がってくると、芳醇な旨味とコクが出てきました。程よい甘みと後口の切れの良さが飲み口の柔らかさを演出しています。

以上、5種類、それぞれに特徴ある素晴らしい味わいでした。これから、どんどん味が乗ってくるので、早めにお買い求めになられた方は、ゆっくりとお飲みなるのがよろしいと思います。(^^♪)

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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