店主の独り言

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2017.10.17
『紫色にちなんだお酒！種子島のパープルタイガー』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

急に寒くなりましたね。東京都心で１０月中旬に最高気温が１５度を下回るのは１９７１年以来４６年ぶりの寒さなんだそうです。秋を一気に超えて、冬の寒さになっていますが、野山の紅葉はこれからが見頃ですよね。この寒さで一気に紅葉も進むのではないでしょうか。

ところで、紅葉と言えば、黄色やオレンジ色が思い浮かびますが、日本酒のひやおろしのラベルにも秋の色を使った物が目につきます。志太泉さんの純米酒（オレンジラベル）同じく普通酒（黄色ラベル）その他にも、花泉酒造さんのロマンリーズの秋の酒、『しもふりロマン』は、紫色に輝くラベルがとても目立ちます。花泉酒造さんの杜氏さんは知る人ぞ知るリンドウ栽培の名手なんだそうです。『リンドウ』は、秋の山野草の代表の可憐で美しい『紫色の花』なんですよ。

そこで今日は、その秋の色『紫』にちなんだお酒をご紹介したいと思います。（無理やりお酒の話題に繋げた感がありますが・・・・そこはご愛敬で）
まずは、前述の花泉酒造さんの『しもふりロマン』です。このお酒は、春に販売されるうすにごりの『ロ万・かすみ生原酒』の一回火入れの熟成酒です。春先の軽やかな甘みが、熟成を経て芳醇な旨味が感じられるお酒になりました。

続いて、紫と言えば・・・種子島の四元酒造さんが造る芋焼酎の『パープル・タイガー』を忘れてはいけません！同蔵元の人気レギュラー商品『タイガー＆ドラゴン』の姉妹品です！タイガー＆ドラゴンは、白さつま芋を原料とし、力強いコクと旨味があるガツン系の焼酎ですが、このパープルタイガーは種子島産の紫芋『種子島ゴールド』で造られ、年に３回だけ発売される限定芋焼酎です。

種子島ゴールドは、栽培の難しさから今や幻の紫芋と呼ばれていますが、四元酒造さんではこの『種子島ゴールド』を自分たちで栽培して焼酎を造っています。紫芋のタイガー＆ドラゴンという意味から『パープル・タイガー』と名付けられました。この焼酎は、フルーティな香りと、軽やかでさわやかな味わいが楽しめます。これから、芋焼酎を飲んでみたい方や、オンザロックなどで味わいたい方にお勧めです！

様々なお酒がありますが、今回の『紫色』のように、色に因んでお酒を選んでみるのも楽しいですね。思いがけない美味しさに出会うかもしれませんよ(笑)

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。