店主の独り言

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2017.10.23
『お燗酒の世界!其の二、ぬる燗?それとも人肌燗?』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は台風一過の爽やかな青空が広がり、午後からは爽やかな秋の風が吹き始めています。天高く馬肥える秋、これからの季節は、美味しい旬の味覚がどんどん出てくるので、それに合わせて日本酒を味わうのが楽しくなってきますねぇ~!

昼間の穏やかなお天気も陽が沈むころになると一気に肌寒くなってくるので、温めたお燗酒が美味しく感じられます。そこで今日は、先日のブログでお話しした『お燗酒の世界』の続編、其の二『ぬる燗&人肌燗』についてお話ししたいと思います。ところで、あなたは、『ぬる燗』派ですか?それとも『人肌燗』派のどちらですか?

『ぬる燗&人肌燗』は、日本酒の旨味やコクが一番感じられることから、お燗酒を好む方の中でも人気の温度帯なんです。料理屋さんなどでも、たまに耳にするこれらの言葉ですが、どのくらいの温かさなのかと言うと・・・一般的に『ぬる燗は40度』で、『人肌燗は35度』とされています。

自分の体温と比べればわかりやすいと思いますが、『ぬる燗』のお酒は、器からもお酒の香りが立ち上り、口に入れた時に暖かさを感じます。一方の『人肌燗』のお酒は、口に入れた時には思ったほどの温かさはなく、スルスルと飲めてしまいます。たった5度の違いでも口に含むと香りや味わいが変わってくるので、自分好みの温度を見つけるのがお勧めです!

それでは、『ぬる燗』や『人肌燗』にお勧めのお酒をご紹介したいと思います。山形県の『杉勇・純米』は、冷でも美味しいのですが、ぬる燗にすることで、柔らかな旨味が広がります。ぬる燗でしっかりとした力強いコクを求める方には、鈴木酒造さんの『壽・あかがね』がお勧めです。山廃仕込みのおさけをじっくりと熟成させた、いぶし銀ならぬ『銅(あかがね)』のようなまろやかな味わいが楽しめます。

そして『人肌燗』と言えば、山形県鶴岡市にある『羽根田酒造』さんのお酒『羽前白梅(うぜんしらうめ)』を忘れてはいけません。私の中では、『人肌燗と言ったら羽前白梅!』というくらいなんですよ~(笑)『100人の中で1一人でも気に入ってくれる方がいればそれでいいんです!』と話す蔵元が醸す酒は、人肌に温めることでお酒本来の旨さが花開くような気がします。人生いろいろ、お燗酒もいろいろ、様々な温度帯で変わるお酒の味わいをお楽しみください。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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