店主の独り言

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2017.11.16
『今年のボージョレ・ヌーボーは、豊満で朗らか!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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本日11月16日は、ボージョレー・ヌーヴォの解禁日です。かつてのヌーヴォー・ブームの頃の解禁日はお祭り騒ぎで、一分一秒を争って飲んでいたものですが、昨今は随分と静かになってきた半面、日本の季節の行事としてしっかりと根付いているように感じます。

『初物好き』の日本人にぴったり合っているのでしょうね。当店でも最盛期のころは20種類以上のヌーヴォを扱っていましたが、現在は厳選した6種類を販売しており、ほぼ予約で完売してしまいます。店頭に並べられるのは数本といった感じです(>_<)
飲食店さんでは、昨夜日付が変わると同時にヌーヴォで乾杯!というイベントをされていた所も多かったようですが、ネットを見ていると、それより以前にヌーヴォの写真をアップされている人(酒屋)も多く見受けられました。本来でしたら、それはアウトです!

日付が変わると同時にお客さんに提供したいという飲食店さんの為に、『日付が変わるまでは箱を開けない』という紳士協定に基づいて例外的に前日にお届けしているだけなのです。このようにルール無視が横行していると、ソフェクサ(フランス食品振興会)から違反を指摘され、しいては解禁日前の出荷が禁じられてしまう恐れがある、と警鐘を鳴らしている意見もあります。美味しくお酒を飲むためには、みなさん、ルールを守りましょうね。

さて、今年のヌーヴォーですが、毎年『100年に一度の良い出来!』などなど褒め文句ばかりで、「本当に~?」と少々オオカミ少年っぽくなっていますが(笑)、まず今年のブドウの出来は、『豊潤で朗らか』絹のようにしなやかでエレガント!なんだそうです。

今年はブドウにとって、自然の容赦ない厳しさを見せつけられた年だと聞いていますが、それに耐え抜いて出来上がったブドウという事となれば、ワインの出来も期待できるのではないでしょうか?気になる方は是非、お試しください。私も26日の当店主催のワイン会で全6種類を飲むのを楽しみにしています。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『山梨ヌーヴォー2017が解禁されました!』
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