店主の独り言

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2017.11.17
『今年の天吹・裏きもとはどんな裏技なのか?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今回は、先日頂いたラフランスがまだ残っているので、お気に入りの『生ハム&チーズ』の組み合わせで、届いたばかりの『天吹・裏生酛純米吟醸』をいただくことにしました!最近、日本酒の世界でもよく使われるようになっている『裏〇〇』というお酒ですが、『裏』と聞くと、なんだか秘密めいた感じがいいですね(笑)

料理屋さんや居酒屋さんではおなじみの『裏メニュー』といえば、本来のメニューには載っていない特別料理で、例えば、賄料理から派生したものや、滅多に手に入らない食材であったりと、常連様にならないと食べられない印象がありますよね。日本酒でいう『裏シリーズ』は、蔵元によってその内容はまちまちですが、生産数量が少なかったり、季節物であったり、蔵元の試験醸造であったりと、レギュラーの商品とは一線を画す物です。

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天吹さんといえば、花酵母の名手として華やかな香りのお酒が多いのですが、『生酛純米吟醸』は香りよりも味わいに重きを置いた造りになっています。キャッチコピーは、『香り系生酛!お燗に向かない生酛』です(笑)。生酛らしからぬ柔らかな甘みと旨味があるお酒です。

グラスに注いだお酒は、若干霞がかっていて、熟した果実の香りがほのかに感じられます。口に含んだ印象は、意外とあっさりしていて、一瞬拍子抜けしましたが、徐々に香りがたってきて、芳醇な甘みが口いっぱいに広がり、これぞ!『天吹さん』といった味わいです。甘いんだけど、サラリとしていて、軽いんだけど、飲みごたえがある!そんな、お酒です。

生ハムの塩気、クリームチーズの濃厚感、ラフランスの甘味ともバランスよく合います。お好み焼きのマヨネーズソースとはどうなんだろう?と思いましたが、濃厚な味付けをさらりと洗い流してくれ、上品な旨味がいつまでも口の中に残っている感じです。蔵元が言う『一度はまると、なかなか抜け出せない新感覚の味わい!』というのが、何となく分かったような気がします(笑)

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他にも、当店一押しの『裏シリーズ』としては、茨城県の岡部酒造さんが造る『松盛』の裏技『うらざかり』や、福島県の花泉酒造さんの『裏ロ万』などがありますので、機会がありましたら、表の顔ではなく、裏の顔もお試しください!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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