皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

今年もあと5日を残すばかりとなり、当店の前の道路の渋滞も激しさを増し、いよいよ年の瀬が近づいてきたのだなぁ～と、感慨深くなってしまいます(笑)そんな中、年内入荷分最後の新酒が、茨城県の常陸太田市にある岡部酒造さんから届きました！

例年だと、岡部酒造さんの新酒は年明け入荷になるところですが、今年は年末ぎりぎり滑り込みセーフ！となりました。『うらざかり』シリーズの中でも、滓を絡めた『キナセ・スペシャル』の特別品です。昨年からの新企画のため、常連様の中でも、いまだに飲んだことのない方もいるくらい出現率の低いレアキャラなんですよ～(笑)

そこで、早速味わってみることにしました！何しろ、搾りたてのお酒をすぐに瓶詰めし、出荷してもらった出来立てほやほやのお酒なので、今年の岡部さんの味わいをみる意味でも期待が膨らみます（ワクワク）。ボトルパッケージは、搾りたての爽やかなイメージに合わせて薄いブルーボトルに、青色の反転した文字をデザインしました。

肝心の中身は、地元、常陸太田さんの酒米『日本晴』を10号酵母で醸した、本醸造タイプの本生原酒です。もちろん、滓の割合は『酒97：3滓』の黄金比です。滓を混ぜると、うっすらと白濁しますが、目を閉じて飲むと、滓が絡んでいるのか分からないくらいに、スッキリとした舌触りで、スイスイと飲めてしまいます。

香りは比較的穏やかで、ほのかにリンゴのような上品な酸味のある果実の香りが漂ってきます。口に含むと柔らかな甘みと旨味が広がり、爽やかな香りが鼻を抜けてきます。新酒ならではの苦みや渋みが残っているので、味が乗るにはもう少し時間が必要ですねぇ～！

お酒が若い時には、いつもより多めのお酒をグラスに注いで少しずつ味わうようにしています。空気に触れてお酒の角が取れ、お酒の温度が上がることで、まろやかな味わいへと変わっていきます。その晩の晩酌が終わる頃には、スッキリとした飲み口を残しつつも、とろりとしたまろやかな味わいへと変貌を遂げました。皆様も、新酒を味わう時の参考にしてみてはいかがでしょうか？今年の『うらざかり・おりがらみ』は、期待の持てる味わいに仕上がっていましたよ(笑)

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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追記しました2017年9月21日『自家製の丸氷でオンザロック！？』
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追記しました１１月１１日　『ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリットの魅力を探る』
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『お酒の学校を始めます』
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