皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

今回の蔵元訪問は、今や『ガルパン』の街として、日本国内はもとより海外からもたくさんの方が訪れる、大洗の月の井酒造さんへお邪魔してきました。実は、私の店から大洗までは、車で20分もあれば着いてしまうくらい近いんですよ～。今回は、酒造りの忙しい中、朝の作業が一段落した頃に合わせてお伺いしました。

蔵では八代目蔵元の坂本直彦専務が出迎えてくださり、蔵の奥へ案内して下さいました。お酒の勉強を始めたばかりの孝之さんにとっても、実際の作業を生で見るのは、机上の勉強と違って、とても参考になると思います。また、現場の蔵人さんから生の声を聞くことは、本を何回読むよりも一番の勉強だと思います。そんなこともあって、私はできる限り蔵元様へ伺って、話をするようにしているんです。

その日は丁度、翌日に蒸すお米の洗米の作業と瓶内二次発酵のスパークリング日本酒『さくらアクア』の瓶燗火入れの作業中で、実際の作業を見ることができる絶好のチャンスでした！今年は例年よりも寒さが厳しく、酒造りにとっては最高の環境なんだそうですが、水仕事の多い酒造りは、つらくてねぇ～、と笑顔で話してくれる坂本専務の姿に、頭が下がる思いです。蔵元様たちが苦労して造ったお酒を我々酒屋は大切に売らなくてはいけない、と気持ちが引き締まります。

その後、麹室を見て、出麹されたばかりの米麴を味見させていただきました。ひなあられのような見た目と栗のような甘味がほのかに感じられました。続いて、発酵中のタンクが並ぶ仕込み蔵の中は、温度管理された大きな冷蔵庫になっていて、とってもいい香りが充満した素敵な空間でした(笑)これから搾られる『彦市・純米吟醸』など、とっても元気に発酵していました！ 広い酒蔵の中では、実に様々な作業が同時に行われていて、目の回るようです！

最後に、別室で搾ったばかりのお酒を味見させていただき、今年の酒造りの事やこれからの酒造計画についてなど、短い時間の中でたくさんの話をさせて頂くことができ、とても勉強になりました。最後になりましたが、坂本専務様、蔵人の方々、お忙しい時間のなか、丁寧に蔵の中を案内していただきましてありがとうございました。

なお、ここでお知らせがございます。4月1日に開催する『蔵元座談会』は月の井酒造の坂本直彦専務様をお招きして開催する予定です。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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